火を使わず、自動で調理してくれるホットクック 。
調理時間自体が短くなる訳ではありませんが、材料入れてスイッチポンで一品作ってくれるので忙しいワーママにとって大きな助けになります。
私は、ワーママになっても子どもとの時間を確保するためにホットクックが必要だ!そう思って、ワーママになる数ヶ月前に導入しました。
本記事執筆時点(2020年11月)で10ヶ月ほど使用したのですが、ホットクックは毎日稼働させていてレパートリーは70以上になり、働きながらも2歳の娘と台所育児する時間(と、心の余裕)を確保する事が出来ました。
本記事では、ワーママの戦略的なホットクックの使い方についてご紹介しています。
調理時間自体が短くなる訳ではないので、予約調理をどう使うと良いのか・離乳食や幼児食の取り分け方法についても提案しています。
我が家は台所育児をするためにホットクックを導入しましたが、台所育児をしなくても自由な時間が生まれるメリットがあるので、ワーママになっても、子どもと向き合う時間を取りたい・知育を諦めたくない、そう考えている方のヒントになるんじゃないかなと思います。
ホットクックで出来る自由時間に台所育児、おすすめです!
台所育児を始めて野菜の名前や断面や種の配置の理解は良いなぁと思うし、子どもから「出来るまでに、ランチョンマットとお箸並べておこっか!」と言うなど先を見通して段取りする能力がついたなぁと感じます。気になった方はぜひ。
ホットクックはワーママの味方!
ホットクックとは、SHARPの「水なし自動調理鍋」の事。
普通の鍋とは違い、弱火でコトコト煮込む温度調節や具材の硬さに合わせて混ぜる力加減の調節をホットクックが自動で行ってくれます。
▼KN-HW24F(ホワイト系2.4L)2020年9月発売最新機種
▼KN-HW24F(レッド系2.4L)2020年9月発売最新機種
そのため、子どもが夕食の準備中に「一緒に遊ぼう!」「外でシャボン玉したーい!」と言い出した時ホットクック導入前は断っていたのですが「いいよ、おでん仕込んだら行こうか。」と答えられるようになり、育児が変わったなぁと感じます。
また、予約調理もできるので、仕事を始めてからは朝のうちに材料の下ごしらえをしてホットクックに入れてスタートしておけば帰宅時には煮物のいい香りに出迎えられるという事も出来ます。
疲れて帰っても温かい料理に出迎えられるって、本当に幸せです!
また、無水調理が得意でメーカーによると普通の鍋よりも栄養価が残りやすいという実験結果が出ています。
(引用: SHARPホームページ より)
※2当社換算値【分析依頼先】(一財)日本食品分析センター【分析試験成績書発行日および番号】<にんじん>H30.5.8 第18044240001-0101号他 結果より当社にて糖度を算出。
※3当社換算値【分析依頼先】(一財)日本食品分析センター【分析試験成績書発行日および番号】<大根>H30.8.17 第18087750001-0101号他 結果より当社にてビタミンC残存率を算出。
※4当社換算値【分析依頼先】(一財)日本食品分析センター【分析試験成績書発行日および番号】<ほうれん草>H30.8.22 第18087759001-0101号他 結果より当社にて葉酸残存率を算出。
なるべく家族に栄養価の高いものを食べて欲しいなと思った時にぴったりですね。
ワーママの戦略的ホットクックの使い方5つ
調理時間自体はさほど短くならないホットクック。
でも、火加減を見守ったり混ぜたりする必要がないので自由時間は生まれます。
その自由時間をどこで生み出すとワーママにとって効果的なのか?どんな使い方がワーママにとって便利なのか?我が家の方法をご紹介していきます。
予約調理
ホットクックは最大15時間の予約調理が出来ます。
例えば、朝に筑前煮の材料を切って鍋に入れてスタートを押して仕事へ。
スタートボタンを押した時から加熱を開始し、腐りにくい温度をキープして予約時間に仕上げてくれます。
(引用: SHARPホームページ より)
▼我が家のホットクック で作った筑前煮(加熱前)
筑前煮も予約調理可能なメニューの一つです。
朝この状態でスイッチオンして予約調理開始出来ます。
▼加熱後完成した筑前煮
帰ってきたらこの状態。特に手を加えずに出来上がります。
「予約調理可」のメニューは、夏場でも予約調理OK。
予約調理ができるメニュー例
筑前煮、カレー、シチュー、おでん、野菜スープ、ポタージュ など
予約調理出来ないメニューは、例えば小松菜とツナの煮物や白菜のクリーム煮などがあります。
さっと煮る系のおかずや、麺類、お菓子、低温調理が予約調理出来ません。
こういうメニューは朝のうちに鍋に材料だけ入れておいて、帰宅してすぐに調味料を入れて調理開始します。
白菜のクリーム煮だとスイッチオンから出来上がりまでに20分ほど。
火加減を見なくても自動で一品完成するので、子どもと一緒に台所育児をしたり絵本を読んで過ごしています。
寒い時期や感染症・花粉症が気になる時とかは、スイッチオンしてお風呂で温まったりシャワーで洗い流している間に一品完成!と言う流れもいいですね。
もし、子どものお迎え前に家に寄れたり在宅勤務の方はホットクック のスイッチを押してから子どものお迎えに行くという事もできると思います。
作り置き
週末に平日食べる分の作り置きおかずを作られる方もいらっしゃると思います。
そんな時にホットクックがあると、自動で作り置きが一品完成してコンロを一つ空けられて効率アップします。
私のおすすめはミートソース!
野菜、ひき肉、塩、にんにく、ローリエを入れてスイッチオンで美味しいミートソースが完成します!
パスタにかけたり、ピザソースの代用にしたり、ミートグラタンにしたりと、多めに作ると長くリメイクして楽しめるのでいいですね。
油はねでコンロが汚れないのもいいなと思います。
丸ごと蒸し
ホットクック は、じゃがいも、さつまいも、里芋、キャベツ、ブロッコリーほうれん草・小松菜など、野菜を丸ごと蒸すのも得意です。
なかなか芯まで火が通らなくて何度も竹串を刺したり、茹ですぎて崩れやすくなったり…なんてことはありません。
それぞれの野菜のコースが設定されているので、ちょうどいい加減に仕上げてくれます。
また、ホットクックはフタの密閉性もよく、無水調理で食材の水分を活用・循環させるのでおいしさを凝縮して野菜の味が美味しく感じるようになりました。
実感としては分かりませんが栄養価も普通の鍋より残っているそうです。
ブロッコリーは丸ごと蒸して、料理ばさみで切りながら食べています。
もうすぐ3歳の娘はブロッコリーの芯の部分が甘いといってお気に入り。
丸ごと蒸しておくと、お弁当にも使えて便利ですね。
ほうれん草も水洗いした水分だけで茹でるので、お湯を沸かす手間も無いし吹きこぼれの心配もなし。茹で上がったら絞って鰹節と醤油でほうれん草の味が美味しいお浸しが完成!
大人はこちらが好みです。
在宅勤務ランチ
最近は在宅勤務の方も多いと思いますが、パパッと作れる簡単ランチも美味しく出来ます。
▼私のオリジナルレシピで作った焼うどん
野菜マシマシ、肉マシマシ、で完全食を目指しています。
今、夫が在宅勤務中なので作り方を教えたら休日の昼にも作ってくれるようになりました。助かる〜。
他にも、スープパスタや肉まんもホットクック 一つであったかメニューが出来上がります。
離乳食・幼児食
ワーママホットクック 導入に当たって気になるのは時短共に、「子どもへの取り分けが簡単に出来るか」ですね。
我が家ではホットクックを導入した時から、大人と当時2歳になったばかりの娘は同じものを食べるようになりました。
でも、味は濃くないです。塩分濃度0.5%くらい。薄味だけど大人も美味しいと感じる塩分濃度です。
塩分濃度0.5%がどのくらいかというと、
日本ベビーフード協議会ベビーフードの自主規格
12ヵ月までの商品:200mg/100g以下(塩分約0.5%以下)
12ヵ月以降の商品:300mg/100g以下(塩分約0.7%以下)
こちらの日本ベビーフード協会の自主規格を参考にすると、12ヶ月以下の赤ちゃん向けのベビーフードの味付けと同じくらいになります。
赤ちゃんの市販のベビーフードを味見してみて、案外味ついてて美味しいなぁと思ったことのある人ならいける感じですね。
ホットクックで作る料理は薄味でも素材の味を生かすので、美味しいです。
食べる事が楽しくなくなるほどの味のない薄味料理にはならないし、ホットクック を導入すると大体の方がそれまでより薄味寄りになるんじゃないかなと思います。
特に、我が家では砂糖の量が減りました。
我が家も最初は付属のレシピ通りに調味料をしっかり入れていたのですが、結構濃く無いか…?と思い、段々と減らしていき「煮物の甘みは、みりんだけでいいな」となっています。
野菜の甘みをよく感じるので、砂糖無しとまでは行かなくても普段の料理に比べて砂糖の量は減らせると思います。
そして、乳幼児のいる家庭におすすめなのが「具沢山味噌汁」。
ホットクックの具沢山味噌汁は、予約調理が可能なので味噌汁の具材と水を(必要なら出汁も)入れて朝に仕上がるようにスイッチオン。
朝になると野菜が柔らかく煮込まれた野菜スープが出来上がります。
キャベツやブロッコリーは舌の上で崩れるほど柔らかくなるので、スプーンやフォークで赤ちゃんが食べやすい形態にしてあげて離乳食に。
スティック状に切った人参や大根は柔らかく茹で上がるので、つかみ食べ用にそのまま出せます。
余った分は大人用に味噌を加えて味噌汁に。
子どもの離乳食や幼児食を別に作る手間が格段に減ると思います。
他にも
砂糖無しりんごのコンポート、潰す手間不要のポタージュ、旨味の詰まった重ね煮、おやつに最適なさつまいも丸ごと蒸しなど、乳幼児にぴったりのメニューがたくさん作れます。
▼砂糖なしりんごのコンポート
乳幼児向けホットクックレシピ記事は現在作成中です。しばらくお待ちください。
ホットクックを使いこなすためのコツ3つ
ホットクック、買っても使いこなせるか自信ない…。
そんな方に、我が家がホットクックを毎日使えているコツを3つご紹介します。
ホットクックは出しっぱなしがおすすめ
ホットクック を使いこなすための必須条件は、出しっぱなしにする事。
使うたびに出すのも一つの収納方法ですが、たくさんのタスクを処理しなければならないワーママには相当な手間になります。
ワーママがホットクックを使って子どもが起きている時間に数十分の自由時間を手に入れるためには、出しっぱなしじゃないと実現困難だと思います。
みなさん、重さ約6kgのホットクックを使うたびに出すと言う事が出来そうですか…?
ホットクックを買う前には、キッチンでの置き場所を確保してから買うのがいいと思います。
▼ホットクック のサイズ感
KN-HW24Fの寸法(2.4L大きい方)
(SHARPホームページより引用)
KN-HW16Fの寸法(1.6L小さい方)
(SHARPホームページより引用)
横に置いている写真をよく見かけますが、ホットクック は電子レンジと違って縦置きでも大丈夫です。
キッチンのデッドスペースに棚を置いてホットクック 置き場を作るのもありですよ。
付属のレシピブックは横に置いておこう
よく聞かれるのが、付属のレシピブックってどうですか?と言う事なのですが、うーん…まぁ…普段は使いません。横に置いておいて大丈夫。
付属のレシピブックは不味いと言う口コミも目立つし、それで「ホットクック =不味い」となって使わなくなるのはもったいないなぁと常々思っています。
それくらいなら付属レシピは捨ててしまってOKかなと思います。
と言うのは言い過ぎかもですが…。
一応、予約調理が出来るかどうかとか把握しきれていないので確認したり、お芋を蒸すときは水少し入れるんだっけ?とか確認用に置いてあります。
本体でメニュー検索すれば分かるんですけどね。
ロジカル料理
先ほど述べた付属のレシピブックの評判が良くないのは、個人的に味が濃いからじゃないかなぁと思っています。
せっかくの無水調理が本当にもったいない。
レシピ通りに作ってみた時、無水料理による味の凝縮感に期待していたので「あれ?調味料の味が濃いな」と違和感がありました。
それから、勝間和代さんの提唱する「ロジカル料理」である材料の総重量の○%の塩分量になる調味料を計算して入れるようにしたら、素材の味が引き立つ味に決まるようになりました。
▼勝間式超ロジカル料理
離乳食・幼児食への取り分けのところでも紹介した、”我が家のホットクック 料理は塩分濃度0.5%で薄味”と言うのはここからきています。
我が家の場合は、シチューを作る時などはルーを使わず具材と水とローリエを入れて総量の0.5%の塩を入れて作っています。
このロジカル料理のおかげで、幼児食と大人食との作り分けが不要になりました。
▼勝間式超ロジカル家事
こちらの本は料理のロジカル化だけでなく、家事全てのロジカル化について書かれています。家事の効率化を目指したい方にはこちらもおすすめ。私も役立った一冊です。
我が家流ホットクックの使い方
次に、ワーママとしてホットクック を使うイメージが出来るように我が家流のホットクック の使い方をご紹介します。
基本的に平日は毎日使っています。
繁忙期でギリギリな時
仕事が忙しくて、体力も精神力もギリギリ。そんな時はカット野菜や冷凍野菜を使って【肉団子スープ】がタンパク質も野菜も取れて最適。
肉団子は生のままでOKです。加熱された市販の物でももちろんOK。
これにご飯と果物で終了!
朝下ごしらえが出来る時
朝下ごしらえが出来る時は、朝食を作るついでに夕食の下ごしらえをして予約調理をします。
我が家の基本形はこれです。
我が家では、じゃがいものポタージュやおでんが定番です。
おでんは下ゆでも面取りも隠し包丁も不要で、全体に味がしみて美味しい。娘も大好きで「今日はご飯おでんなのー!」とお友達や先生に言って回るほど笑
▼ホットクック で作るおでん
▼ホットクック で作るポタージュは潰す手間いらず
生の野菜を入れているのに…
ホットクック が混ぜてくれるから、潰す手間いらずでポタージュが出来ます。
親としても、子どもを園に迎えに行って、帰ってきたら温かい一品は出来てるって本当にありがたい…!
予約調理出来ないさっと火を通す野菜のおかず(小松菜とツナの煮物、白菜のクリーム煮、八宝菜など)は、鍋に具材だけ切って冷蔵庫保存しておいて帰ってきたらすぐにホットクック に入れてスイッチを入れています。
さっと火を通す野菜のおかずは調理時間が15〜20分なので、園から持ち帰った着替えを片付けたり、朝使った食器などを片付けている間にほぼ出来上がっています。
一品出来ていると思うと、心の余裕が全然違いますね。
絵本を読んだり、一緒に台所育児する時間が生まれます。
それに肉か魚を焼けば一食になります。
夕方超特急で1品作りたい時
朝に下ごしらえが出来なかった時におすすめなのは白菜と豚肉ミルフィーユ。
超特急で作りたかったらミルフィーユ状に重ねる必要はなくて、白菜の間に適当に豚肉を差し込んでザクザク切ってホットクック へ。
調味料を計るのも時間が惜しい時は、めんつゆや1人用の鍋の素をぽいっと入れてスイッチオン。20分で煮物が出来上がります。
気持ちにも時間にも余裕がある時
気持ちにも時間にも余裕がある休日は、新しいメニューに挑戦したり予約の出来ない低温調理をしています。
1番リピートしているのが鶏ハム。
鶏むね肉がしっとり柔らかに出来上がるので、ダイエット中でも美味しく食べられます。
コンビニのサラダチキンの塩気がちょっとキツいなと感じたり、自分で作ると火が通ってるか不安な方にぴったりだと思います。
作り置きにもおすすめです。
他にも、40度ほどの低温設定が必要なヨーグルトやクリームチーズも作れます。
ホットクックどれを選べばいい?
ホットクック は色々と種類があって迷いますね。
大きさは大きい方がいいのか・小さい方がいいのか。最新機種にこだわるべきなのか。
小さな子どもがいる家庭は何を選ぶのが良いか考えてみたいと思います。
大きさ
まず、大きさ。
ホットクックには、1人向け・1.6L・2.4Lのサイズ展開があります。
家族のいる家庭で1人向けは使う機会があまりないと思うので、ここでは1.6Lと2.4Lの比較をしていきます。
- 1.6Lは2〜4人向け
- 2.4Lは2〜6人向け
となっていて、小さな子どものいる3〜4人の家庭なら1.6Lのタイプを考えるかもしれません。しかし、個人的には 2.4Lの方がおすすめ。
基本的な性能に違いはなく「大は小を兼ねる」ため、我が家は大きい2.4Lを選びました。
大きい方の2.4Lでも少量の料理は作れますし、作り置き・翌日の朝食や昼食・冷凍保存のために多めに作ることも出来ます。
ブロッコリー・キャベツ・かぼちゃ・さつまいもなどが丸ごと入るのも、大きい2.4Lの方だけ。私は入れたことが無いのですが、尾頭付きの鯛や丸鶏も入るようです。
麺類も1.6Lは2人前くらいしか作れませんが、2.4Lなら4人分までOK。
野菜マシマシとかにする時は2.4L無いとキツいかなと思います。
友達を招いて食事を振舞ったり祖父母が来ることがあるお家なら、大きい2.4Lの方が活躍が見込めます。
▼寸法の比較はこちら
KN-HW24Fの寸法(2.4L大きい方)
(SHARPホームページより引用)
KN-HW16Fの寸法(1.6L小さい方)
(SHARPホームページより引用)
どちらも結構大きいです。家電屋さんで実際に両方見たのですが、小さい方の1.6Lですら5合炊きの炊飯器よりも大きくて結構場所を取ります。
内鍋は明らかに1.6Lの方が小さいのですが、外側の大きさはどちらも大きい。
そのため、1.6Lは置けるけど2.4Lは置けないっていうケースはあまり無いんじゃないかなと思います。小さい1.6Lのホットクック を置くスペースを確保出来たなら、きっとそのスペースは2.4Lのホットクックも置けるんじゃないでしょうか。
反対に1.6Lの方が向いているのは、少食か毎食食べきる量だけを作って消費するライフスタイルの家庭。使い切れない大容量さが不必要に感じる場合は小さな1.6Lが良いと思います。
最新機種を買うメリット
次に最新機種ってやっぱりいいの?って話ですが、私が今新しく買うなら断然最新機種を買います!
我が家のホットクックは1世代前のKN-HW24Eという機種を使っています。
この世代に比べて2020年9月に発売された最新機種のホットクックが
▼KN-HW24F(ホワイト系2.4L)2020年9月発売最新機種
▼KN-HW24F(レッド系2.4L)2020年9月発売最新機種
変わったところは
【内鍋はフッ素コーティングされた事】と【蒸し板がカゴタイプになった事】。
特に注目は、内鍋がフッ素コーティングされた事!
今まではステンレスだったので、とろみのある料理の時や麺類などは焦げ付くことがありました。ご飯系をチャレンジしてみたけど、あらかじめオイルを塗ってみてもダメ。
焦げ付きさえなければ、料理の幅がもっと広がるのになぁと思っていました。
でもフッ素コーティングされた最新機種ならば、汚れはスルリと落ちてお手入れ簡単!麺類やチャーハン作りがはかどると思います。
また、じゃがいものガレットやオムレツ、ケーキ作りなども楽しめます。
内鍋だけの販売もしているので、型落ちホットクック+フッ素コーティングの内鍋の組み合わせもありかもしれません。
蒸し板から蒸しカゴへの変更は、個人的に使う機会があまり無さそうだなと思っています。ブロッコリーやいもの丸ごと蒸しに、蒸し板を使わないからです。
でも、蒸しカゴになった事で、乾燥の豆を蒸す時とかは便利になったと思います。
市販の蒸し豆を買うより、家で蒸した方が豆の味が濃くて美味しいですよね。大好きです!でも豆やナッツ類って、小さな子どもにとっては窒息のリスクがあって3歳までは与えないよう呼びかけられているので、小さな子どものいる家庭では使う機会が少なそうに思います。
参考:消費者庁「子どもを事故から守る!」より
それよりも、ジッパー付き食品袋で低温調理を行う際の袋が浮き上がり防止のために蒸しカゴを使う機会の方が多そうです。
ジッパー付き食品袋を使ったローストビーフや自家製ツナなどの低温調理は浮き上がると蒸気口をふさいで吹きこぼれが起こるので、それを物理的に押さえる蓋として使うようです。
ちなみにこの蒸しカゴも別売りがあります。
型落ち+蒸しカゴが欲しくなったら購入でもいいかもしれません。
圧力鍋・バーミキュラライスポット・無水鍋との違い
圧力鍋・バーミキュラライスポット・無水鍋との違いについてもよく聞かれるのですが、「美味しいものを簡単に作る」「無水調理が得意」という方向性だけは一緒なのですが、ホットクックは料理のスキルアップよりも家事時間の短縮に重きをおいた調理家電です。
圧力のかかる圧力鍋やクックフォーミーなどの電気圧力鍋の方が、豚の角煮は柔らかくて炊飯は美味しいです。
そして、ストウブやル・クルーゼなどの無水鍋やバーミキュラライスポットの方が、キッチンに出しっぱなしでもおしゃれ。
でも、ホットクックには、他には無い「固体に合わせて力を加減して混ぜる」機能があるので、家事の手間がより減るのはホットクックだと思います。
私自身はおしゃれな物に囲まれていたいし柔らかい豚の角煮が好きですが、少しでも時短をしたいワーママなのでホットクックを選びました。
豚の角煮が柔らかく無いと言っても、圧力鍋のトロトロの角煮に比べたらなので許容出来る人は多い…かな?野菜や鶏肉や薄切り肉なら、ホットクック でも柔らかく仕上がるのでご安心を。
ホットクックでよくある質問
ホットクック に関してよくある質問についてまとめました。
Q1 ホットクックのお手入れは?
ホットクック使用毎に洗うことを推奨している部品はこちら。
内鍋以外は食洗機対応です。
お手入れの現実はと言うと…
内鍋と内蓋は手で洗って、他は食洗機に入れています。
蒸気口カバーはほぼ汚れないので、気付いた時に水で流す程度になってます。
普通の鍋を使っても洗い物は出るのですが、ホットクックの洗い物は大きいですね。
内鍋が特に大きいです。シンクに置くと他の食器はあまり置けないので内鍋に水を張ってそこに食器を浸けておく感じになっちゃいます。
食洗機に入れる前の予洗い代わりに。
Q2 使ってみて困ったことは?
困った〜ではなくて、失敗したなぁ!というのが冷凍の里芋を使った里芋とタコの煮物です。
冷凍の里芋ってすでに下ゆでされているんですね…。
知らずに冷凍の里芋とタコの煮物コースをスタートさせたら、しょうゆ味のペースト里芋とタコの練り物が出来上がりました。しかも焦げ付きました。
味は不味くないのですが、コレジャナイ感は拭いきれず失敗したな…と思いました。
あとは、絹ごし豆腐は崩れやすくて味噌汁や野菜スープに入れると、どこに消えた…?と言うくらい砕けます。
野菜などで具沢山なのも崩れやすい原因かもしれないなぁと思いつつ、崩れない方法が未だに分からず汁物に入れたい時は後入れしています。
Q3 匂い残りはする?
匂い残りはあまり気がつかないですが、カレーを作った時は洗っても匂い残りがあります。
次の料理にカレーの匂いがつくという事は無いので、個人的には気にしていません。
カレーの後に一度何か別の料理を作ると、匂い残りも消えます。
Q4 味付けは後から足せる?目分量でも大丈夫?
味付けは後からでも足せます。
おでんや筑前煮などの煮込み系を後から味付けを足すのはちょっと馴染むのに時間がかかりそう思うので、
きっと、小さなお子さんへの取り分け後に大人用に味付けをしっかりさせたいと言う事だと思うのですが、先ほど述べたロジカルクッキングで
後、味付けは目分量で全く問題ないです。
ホットクック の場合無水調理なので、使っていくうちに”いつもより調味料減らして良さそうだな〜”と感覚的に分かっていくと思います。
Q5 電気代はどう?
電気代はSHARPのQ&Aによると、普通の鍋を使った調理よりも節電になるそうです。
<エネルギーの消費量を実測して、1kWhあたり27円で試算>
- 無水調理のみ
チキンと野菜のカレー(無水カレー)4人分を作った場合、電気代は約6.8円。
肉じゃがの場合約5.5円。- 予約調理した時
チキンと野菜のカレー(無水カレー)4人分を12時間予約した場合、電気代は約16.7円。
予約しない場合と比べて約10円高くなります。- 保温した時
チキンと野菜のカレー(無水カレー)4人分を12時間保温した場合、電気代は約7.6円。
(加熱後すぐに保温した場合の実測値 0.281kwh)
一見、保温時間や予約調理時間が長いと電気代がかさみそうですが、1番電力が必要なのは一気に加熱する時間帯。
そのあとの保温にはあまり電気を使わないので、電気代はあまりかさまないようです。エアコンや床暖房などと同じ原理ですね。
我が家はホットクックを毎日必ず使った献立にしているので、ガスやIHを使う頻度がとても減り電気代に変化は感じられません。
Q6 使いこなせるか自信がない
もうこれは…毎日使い倒してやる!という意気込みがないと自信がつかないかもしれませんね…。
私も、ホットクックありきの献立を考えてそれを回すやり方に変えました。
▼ホットクック×サイクル献立
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絶対に使うんだー!の気持ちですね。
ホットクックは、ワーママでも子どもと向き合いたい・知育したい!そんな方の味方になってくれると思います。
導入時は試行錯誤が必要ですが、軌道に乗ると買ってよかったなと感じると思います。参考になったら嬉しいです。
ホットクック 情報まとめ
▼KN-HW24F(ホワイト系2.4L)2020年9月発売最新機種
▼KN-HW24F(レッド系2.4L)2020年9月発売最新機種
▼1世代前のKN-HW24E(我が家の同じもの)