本屋さんに行くと、幼児向けドリルってたくさんありますよね。
対象年齢は2歳からの物もあります。
と、思われるかもしれませんが、2歳児向けのドリルは遊びのように学ぶものばかり。
頑張りシールやカラフルなデザインで、子供の食いつきがいいものが多いです。
簡単に出来て楽しい、褒められて嬉しい、新しい事を学ぶって楽しい、子どもにたくさんの「楽しい」を与えて机に向かうって楽しいに繋がるといいなと思っています。
2歳のドリルは「楽しい」ことが一番!
本記事では、
- 2歳児におすすめのドリル
- 出版社ごとの特徴
ご紹介しています。
ドリル選びのご参考にしてみてくださいね。
我が家は2歳からドリルを始めました
我が家は2歳過ぎから市販ドリルをやり始めました。
正確には1歳10ヶ月の頃にすでに買ってあったのですが、全然歯が立たず封印してあったのを2歳過ぎて楽々出来るようになってから解禁しました。
親としては、
- 元々、親が知育に興味があった
- 勉強が好きになるきっかけになるといいなと思った
- 運筆の練習をしたかった
- おうち遊びのひとつとして
という気持ちで、本人のやりたがる時に楽しくするようにしました。
1日に○枚と決める事はせず、やらない日もあるし面白がってたくさんする日もあります。
ただ、気をつけているのは「飽きる前にやめる」こと。
もっと言えば「もっとしたい!」という気持ちを残してやめるように気をつけています。
2歳でドリル導入するならまず「くもん」がおすすめ!
2歳のドリルってまずは何がおすすめ?
と、聞かれるのですが私は「くもんのおやこのファーストステップ」シリーズのシールブックがおすすめです。
ドリルの導入にこのシールブックがいいと思うのは、シール遊びの中で
- 指先の巧緻性を磨かれる
- 図形感覚が身につく
- 色合わせや語彙が伸ばせる
という点。
自由に貼りまくる1歳の頃のシールブックとは違うのが特徴です。
くもんのおやこのファーストステップの一番最初は自由にシールを貼って遊びます。

これは楽しく、ぐちゃぐちゃに貼って良し!
シールの台紙はテーマに合わせたイラストで、これは○○だね公園で見たねと話したりします。

何を喋ったらいいか分からなくても、小さい字で言葉かけのヒントが書かれているので大丈夫。
次に形を合わせて貼るようになり

模様の向きも考えて貼るようになります。

ここまでくると、指先も図形感覚も洗練されてきたのを感じました。
合わせてずれないように気を付けて貼るって結構難しいんですもんね。
「ルール内で楽しむ・それが出来ると気持ち良くて、達成感がある」というのを感じられると、次からのドリルも意欲が湧くと思います。
これが、2歳児のドリルの導入で一番大事にしたい事。
ちなみに、どのシールブックがいいかと言うと難易度は4冊とも同じ程度なので、本人の興味のありそうな物を選ぶと良いと思います。
コンパクトなので持ち歩きにも良かったです。
あと、クレヨンや鉛筆を持つ習慣がない場合は、「ぬってみよう」もしておくといいかもしれません。
これは「すいすいぬってみよう」の方がちょっと難易度が高いです。
2歳におすすめドリル一覧
2歳におすすめのドリルと、ジャンルごとにご紹介…
の前に、ここから先のドリルは鉛筆が必要になるので初めての鉛筆についてご紹介します。
初めての鉛筆は、3指(親指・人差し指・中指)で正しく持ちやすい三角形をした太めの鉛筆がおすすめです。
専用の鉛筆削りが必要になるのですが、くもんのこども鉛筆は3指で安定して持てるので正しい鉛筆の持ち方が身につきやすいと評判が良いです。
▼くもんのこども鉛筆(6B)
▼専用の鉛筆削り
鉛筆はまだ早いかなと言う場合や、1歳代のお子さんには3指で持ちやすい三角のクレヨンやクーピーから始めると良いと思います。
▼三角のクレヨンやクーピー
【おまけ】
2020年11月19日発売の特別限定版の学研ドリルには鉛筆・鉛筆削り・シールブック・あいうえお表が付いて豪華です!
これを買ったらすぐにワークが始められますよ!
はじめてのおけいこ
はじめてのおけいこは、初めて運筆をする子ども向けのドリルです。
短い直線(縦・横)、ギザギザ、曲線と2歳児に大切な運筆をスモールステップで積み上げていきます。
▼くもんの はじめてのおけいこ
▼学研 はじめてのおけいこ
▼2020年11月19日発売の特別限定版は鉛筆・鉛筆削り・シールブック・あいうえお表が付いて豪華です!
どちらもできたね、のご褒美シールがあってオールカラー。
子どものやる気アップする工夫がなされています。
それぞれの違いは
くもん:基本的な運筆力をつける
学研:楽しいおべんきょうのスタート
くもんは最後まで運筆が続く感じで、最後の方は結構細い線の中を運筆する練習になっていて難しくなります。
文字や数字を書くための準備のドリルです。
学研は考える力を育むシールのページがあったり、最後の方は一筆書きのひらがなや数字を書く練習になっています。
くもんとは違い、「おべんきょう」をしていくドリルです。
どちらを選ぶかは、親の好みや考え方次第ですね。
我が家は両方買って、学研でつまずいたところをくもんでもう一度などとやっていました。
運筆系のドリルやプリントはいくらあっても困らないと思います。
こどもちゃれんじをされている方には、しまじろうのはじめてのおけいこもあります。
▼こどもちゃれんじ はじめてのおけいこ
シール
シールは、七田式の「幼児期に身に付けたい10の概念」と言うシリーズが知育に良いのでおすすめ。
▼大小
▼基本的な図形
▼色
年齢は3、4歳〜になっていますが数や空間認識のドリルも2歳後半頃から楽しめます。
数の数詞と実数の結びつけや簡単な足し算、右左上下内側外側などの空間認識など。
▼数
▼量
▼空間認識
幼児期に身に付けておきたい基礎概念を、シールで楽しく学べるのがいいですね。
ちえ
▼学研 ちえ
▼七田 ちえできるかな
▼七田 ちえやってみよう
右脳開発で有名な七田式のドリルは、ちょっと難しめだと思います。
他にもみぎのうやそうぞうもあり、予測したり直観的に捉える練習をしたりするドリルもあります。
▼七田 みぎのう
▼七田 そうぞう
右脳開発系のドリルなので、全体的にクセがあるかな…。
おうち知育で取り入れづらい分野なので、ドリルを買ってやっています。
めいろ
▼くもん はじめてのめいろ
▼学研 めいろ
迷路は、先を見通して考える力もついて運筆力もつくのでハマったらたくさんさせてあげたい知育遊び。
迷路をするようになって、筆圧が高くなったなぁと思うので好きな子にはどんどんさせてあげてほしいなと思います。
学研とくもん、どちらも難易度に差はないと思います。
ちなみに…2歳児に迷路を教えるって意外と難しいもの。
最短距離で突っ切ったり、壁を突き抜けたり、我が家も「迷路」の概念がなかなか分かってもらえませんでした。
そんな時に、幼児ポピーと言う通信教材の無料お試し教材を試したら迷路を一発理解できたんです!
▼2歳からOKな幼児ポピーの教材で迷路が出来るようになりました!

親が言葉で迷路のルールを教えるよりも、ストーリーやキャラクターがあったほうが子どもは理解しやすいのかもしれないなと思います。
工作
はさみやのりを使った簡単な工作が出来るドリルです。
▼くもん はじめてのかみこうさく第1集
▼くもん はじめてのかみこうさく第2集
第1集の方ははさみの直線切りが出来たら、第2集は連続切りに慣れて曲線も切れるようになったら楽しめると思います。
簡単な折る・はさみで切る・のりで貼るで「遊ぶ力」がつくドリルです。

作った紙相撲やほうきとチリトリで遊べるので、おうち遊びに持ってこいです。
はさみの練習方法や教え方についてはこちらをご覧ください。
▼【はさみの練習】1歳2歳の子どもへの教え方とレベルアップ方法

かず・文字
▼学研 かず もじ ちえ
学研は、可愛らしくてカラフルなイラストなので子どもの食いつきが良かったです。
学研の教材を見てパァア〜とニッコニコになったのが印象的で、すいすい進みました。
▼七田 すうじをおぼえてみよう
▼七田 もじをならうまえに
七田式は2歳9ヶ月の今も途中までしか進めていません。
数字は10までの数詞と数量、ひらがなも文字を書く練習に入るのでまだ追いつかない感じです。
2歳向けドリル出版社ごとの特徴
2歳向けドリルを多く出しているのは、くもん・学研・七田式。
本屋さんでよく見かけますね。
それぞれのドリルをやってみた感想と特徴をまとめますと
くもんの特徴
- シンプル
- 基礎力をつける
どのドリルもオールカラーでイラストも多いのですが、学研に比べると落ち着いている印象のあるくもんのドリル。
内容も、基礎力をつけることに重点を置いています。
我が家も、早く文字や数が書けるようになる事よりも2歳の間は正しい姿勢で運筆力をつけたいと思っているのでややくもんのドリルが多いです。
学研の特徴
- カラフルで可愛らしくて子どもの食いつきがいい
- たのしいお勉強習慣
子どもの食いつきが抜群なのが学研のドリル。
同時に並行していろんなドリルをしているのですが、本人からのリクエストで一番多いのが学研のドリルです。
本人のやる気が大事なので、学研のドリルが最近増えてきました。
七田式の特徴
- 右脳開発系
- 親のサポートが必要
七田式のドリルを進めるには、親のサポートが必要になってきます。
問題を読んであげて、わかるように説明して…と子どもが1人で進めるのは難しそうな感じがします。
ドリルが楽しくなってきたら通信教材もチェックしてみよう
ドリルを試してみて楽しくなってきたら、通信教材もおすすめです。
年齢に合った教材を定期的に届けてくれるので、おうちでの知育が継続しやすく子ども自身も教材が届くのを楽しみにします。
2歳から出来る通信教材も色々個性豊かにあるので、ぜひこちらの記事もご参考にしてみてください。
全ての通信教材が、無料で教材をお試しする事が出来ます。
