「ネントレ」「ねんねトレーニング」「ジーナ式」というのはどれも
赤ちゃんの睡眠の環境とスケジュールを整えることで夜泣きなし・寝かしつけなしになる育児法です。
本記事は、「ネントレ」の簡単な説明と、ネントレの1つである「ジーナ式」についてご紹介します。
夜泣きや寝かしつけに困っているママやパパが、少しでも育児の負担が減って一人の時間が持てるよう応援しています!
ネントレをしていて、使ってよかった!便利だ!と思ったものを集めて紹介した記事はこちらです。
ネントレとは
「ネントレ」とは、赤ちゃん言葉の「ねんね」と「トレーニング」を掛け合わせた言葉です。赤ちゃんが、抱っこやおっぱいがなくても一人で寝付けるように練習することを指します。
ネントレの方法
ネントレはまず、赤ちゃんの生活リズムと寝る環境を整えます。
例えば気温・湿度・騒音・光・着るもの・寝る場所は、赤ちゃんの睡眠に適切な状態にあるか。
赤ちゃんを起こし過ぎていて疲れさせていないか。
など、見直し赤ちゃんの月齢に合わせたバランスの活動時間と睡眠時間のスケジュールに寄せていきます。
すると、徐々に赤ちゃんはいつも同じ時間になると眠くなってきます。
確実にいつもこの時間になると赤ちゃんが眠くなる、となってから寝付く時に抱っこや授乳をせずに自力で寝るように促します。
ネントレは、日中の授乳や睡眠の時間を管理することで、赤ちゃんが夜中に目を覚ますのを最小限に抑えるというイメージです。
「泣いていても、放っておけば寝る」「寝るまで放っておく」ということではありません。
ネントレで赤ちゃんは泣く?
始めは抱っこや授乳で寝かしつけてもらっていた赤ちゃんならば、いつもと違う寝かしつけに戸惑い、大抵の場合泣きます。
我が家も、ネントレを始めたときは娘はひどいギャン泣きでした。
しかし、睡眠と活動のバランスが取れるようになると1日を通して泣いている時間がほとんど無くなりました。
起きている間は大抵ニコニコ、笑顔な赤ちゃんになったのです。
ネントレ初期は泣くけれど、長期的にみたら泣いたりぐずったりする時間ははるかに短いというのが特徴です。
寝かしつけも夜泣きもなくなる?
赤ちゃんが夜通し寝るには、日中の哺乳量が十分で昼寝の合計時間が適切で日中よく起きていることが大切です。
赤ちゃんは、一般的に数週間数ヶ月毎に成長期を迎えるとされており、成長期にはそれまでよりもたくさんの母乳(ミルク)を欲しがったりそれまでよりも長く起きていられるようになります。
その時に夜泣きをしてしまう事があるようです。
ネントレは、成長に合わせてスケジュールが変わっていくのでそれもほとんどなく、うちの子どもの場合、ジーナ式で軌道に乗ってからは1歳を過ぎても夜泣きはしたことがありません。
ジーナ式ネントレとは
ジーナ式ネントレとは、イギリスで多くの著名人家庭の乳母をつとめたジーナ・フォード氏の膨大な経験から生まれたネントレメソッドです。
産まれてすぐから、スケジュールを組み授乳や睡眠の時間をリードするのが特徴です。
そして赤ちゃんの月齢に合わせたスケジュール管理で、夜泣きのひどい赤ちゃんもぐっすり眠る子に変身させてしまうのです。
そんな「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」は、日本だけでなくアメリカでも出版され、スペイン語・オランダ語・中国語などに翻訳されています。
赤ちゃんの寝る環境の整え方や困ったときの解決法など、広く網羅されているのでジーナ式ネントレが気になる・やってみたいと思われる方は必携の一冊です。
親としての直観を大切に
世の中には、育児に関する情報がたくさんあふれています。
どれを選択するか、私自身もそうだったように当記事を読んでくださっているママやパパは本当に迷われると思います。
ぜひ、あなたと赤ちゃんにとって何が一番いいか、親としての直観を大切にして選択してくださいね。