赤ちゃんの朝の4時5時に起きてしまう早朝覚醒。
「あと1時間遅く起きて…」と何度思ったことでしょう。
赤ちゃんの早朝覚醒の原因の多くは、「光」。
朝の遮光を制することが重要なのです。
本記事では、遮光シートとアルミホイルを使った寝室を真っ暗にする方法を比較した結果をご紹介します。
遮光カーテンが無くても、真っ暗な部屋は作れる!
ぜひ、赤ちゃんの睡眠を整えるのにご活用ください。
赤ちゃんの寝つき・早朝覚醒に遮光は必須
赤ちゃんが朝の4時や5時に起きてしまう早朝覚醒。
その原因でよくあるのが、カーテンの隙間から入ってくる光です。
わずかな光の漏れに反応してしまう赤ちゃんも多く、私も経験しました。
どのくらいの暗さを目指すかと言うと
明かりを消してカーテンを引いたら、部屋の反対側に誰かがいても見えないくらい暗くなければいけません。
引用出典「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」
というくらい。
カーテンを開けたり電気をつけるまで、朝か夜か分からないくらいの真っ暗を目指します。
子どもは夜中に目が覚めたときに、寝付いたときの状況と変わっていると不安に思ってしまう
引用出典「ママと赤ちゃんのぐっすり本」
らしく、朝方目が覚めたときに部屋が薄明るいと不安に思ってしまうようです。
▼引用した書籍はこちらの2冊
寝室の遮光に使えるグッズ
寝室の遮光に使えるグッズは様々。
遮光をうたっている商品も遮光効果が弱い場合もあります。
遮光カーテン
ジーナ式の本で勧められているのが、遮光カーテンです。
遮光カーテンは、特に等級が1級のものが確実。
遮光カーテンがすでにあれば、カーテンレールのあたりの隙間を埋めるのをお忘れなく!
遮光シート
遮光カーテンが遮光に一番いいのは、使った事があるので分かります。
しかし我が家、遮光カーテンでなく普通のカーテンがかかっていたんです…!
そうなると買い換えるのが大変ですよね。(経済的に)
でも、寝室は真っ暗にしたい!
そこで、我が家が採用したのは遮光シートです。
遮光シートは裏面がアルミ色で、遮光の他に断熱効果があり夏は涼しく冬は暖かくなるインテリア便利グッズです。
これを窓のサイズに合わせて切り貼りして(我が家は窓が大きいのでつぎはぎ状態)普通のカーテンを合わせることで暗い部屋を作り早朝覚醒は無くなりました。
アルミホイル
大抵のご家庭にあるアルミホイル。
なんとその普通のアルミホイルが遮光に使えるのです。
安価で、手に入りやすく、持ち運びしやすいアルミホイル。
特に、帰省や旅行時の利用がおすすめです。
防草ネット
意外なところで防草ネットも遮光性が高く、評判が良いようです。
防草ネットが遮光できる!?と、最初は驚きましたがよく考えたら、防草ネットは光を防ぐ事で草の光合成を抑制して草が生えないようにするもの。
遮光性が高いのは当然なんですね。
防草ネットはホームセンターやネットで手に入れる事ができますが、なんと100均でも販売されています。
ジーナ式をされているまるっこちゃんママのブログでは、100均の防草ネットを使用した遮光方法とその固定について写真付きで詳しく紹介されています。
ブログで紹介されているマジックテープを使った防草ネットの固定方法は、手間にはなりますが部屋の換気をしたい時や日光を入れたい時に良いと思います。
遮光シートとアルミホイルの遮光度比較
我が家の遮光は遮光シートとカーテンを使用する事で満足のいく遮光になったのですが、アルミホイルもなかなかの遮光度。
ずっと気になっていたので、今回遮光シートとアルミホイルの遮光度を比較してみることにしました。
比較に使用した遮光シートとアルミホイル
比較に使用した遮光シートは、自宅で使っている遮光シートの残り物。
アルミホイルは自宅にあったものを使いました。
遮光シートとアルミホイルの遮光度比較
帰省先で寝室に使った部屋のリビングとの間のドアの窓を遮光度比較に使用しました。
▼貼ってみた
右半分がアルミホイル。
左半分が遮光シート。
遮光シートが足りず、左下の部分はアルミホイルをつぎはぎしています。
▼寝室側の電気を消してみた
右側のアルミホイルを貼ったほうは完全に遮光できていますが、左側の遮光シート側はぼんやり光を通しています。
明らかにアルミホイルの方が遮光度が高いです。
アルミホイルで遮光する時の注意点
実際にアルミホイルで部屋の遮光をして、アルミホイルすごい!と思ったのですが、
注意点が2点あります。
隙間があると目立って光が入る
上の写真のように、つぎはぎでアルミホイルを貼った場合隙間ができると筋が通ったように光が入りました。
部屋の外が明るめだと、かなり目立つと思います。
幅広のテープ(写真ではマスキングテープ細で貼っています)を使用すると隙間が埋めやすいのでおすすめです。
ドア全体の遮光にはならない
アルミホイルの遮光がどんなに素晴らしくても、ドア全体の遮光は難しかったです。
隙間を埋めるように使うと、破れやすくカシャカシャ音が鳴ってしまって…。
もし、ご自宅でドアの隙間からの光が気になるようでしたら、ドアの外側(もしくは内側)にカーテンを設置するのも良いんじゃないかなと思います。
この方法なら、明るい部屋からの出入りの時に寝室に光を入れなくて済みます。
遮光シートが優れている点
アルミホイルの遮光度が圧倒的に感じますが、遮光シートの方が優れている点もあります。
それは「断熱」です。
アルミは熱伝導率が高いので遮光は出来ても断熱は出来ません。
夏、部屋の窓が暑くなっている時、窓の内側に貼ったアルミホイルは窓の熱を伝導してしまうからです。
その点、遮光シートを使っている我が家は夏場はエアコンいらずとまではいきませんが遮光シートを貼る前に比べ室温の上昇が抑えられていると思います。
遮光シートとアルミホイルの遮光まとめ
遮光シートとアルミホイル、カーテンを併用せず単品での遮光を比較してみると下記のようになります。
遮光シート | アルミホイル | |
遮光度 | △ | ◎ |
価格 | ○ | ◎ |
手に入れやすさ | ○ | ◎ |
断熱効果 | ◎ | × |
遮光シートは単品での使用は光をぼんやり通しているので真っ暗な完全遮光にはなりませんでしたが、カーテンを併用することで我が家は真っ暗な寝室になっています。
断熱効果もあるので日差しの強い窓は遮光シート、その他はアルミホイルが良いかもしれません。
ぜひ、赤ちゃんの睡眠を整えるのにご活用ください!
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