知育

ドッツカードに効果はある?2歳まで続けた本音の感想

ドッツカード2歳児の効果

ドッツカードって効果ある?

効果が分かりにくい知育の一つ、ドッツカード。

サササ〜っとドッツカードを見せるやり方だけでどんな効果があるのか、気になりますよね。

本記事では「ドッツカードが気になる」「ドッツカードの効果は?」と考えてらっしゃる方へドッツカードのやり方や効果、私が後悔している本音をご紹介しています。

私がドッツカードをめくっている動画も音声付きでご紹介しているので、ぜひご覧ください。

ドッツカードの効果とは?

ドッツカードの効果はざっくりいうと「数学的センスが身に付く」。

小さな子どもは、事実をありのまま覚えていく能力に長けているので

ドッツカードがパッパッパッと読み上げられてめくられていくのを見て、そのままを吸収していくそうです。

たとえば大人はこのようなドットのあるカードを見せられても、えーっと…と数えてしまいますよね。

ドーマン博士のドッツカード

答えは13。

小さな子どもにはカードを見せて、「これは13です」と教えるとそのまま覚えるとされています。

□は=□というように、数字と量を素直にそのまま瞬間的に読み取るのです。

そして、足し算、引き算、掛け算、割り算と進み「瞬間的に算数ができる」ようになって行きます。

ドッツカードのやり方【動画あり】

ドッツカードのやり方は、パッパッパッと「これは○」といいながらめくるだけ。

▼私がドッツカードで引き算をしている動画がこちら

https://www.instagram.com/p/CAsM8jfpjef/?utm_source=ig_web_copy_link

解説は何もなし、淡々とめくって見せるだけです。

1日24時間のうち、数秒間ドッツカードを見せるだけなので意外と簡単!

スピードが速く、楽しげであればあるほど、効果は上がります。

使用しているドッツカードとやり方は、ドーマン博士のカードと本を参考にしています。

ドーマン博士とは?

ドーマン博士は、子どもの脳の発達に関するアメリカの研究者。脳障害児の治療における目覚ましい成果が、健常児の脳の発達に関する発見へ結びついた。

現在の幼児教育で行われているドッツカード、フラッシュカードはドーマン博士が元祖と言われています。

ドーマン法・ドーマンメソッドと呼ばれる事もあります。

ドッツカードを続けた2歳児の効果

我が家のドッツカードの歴史は0歳から。

生後8ヶ月:ドッツカード開始

1歳前半:歩き始めてカードを見てくれず挫折

2歳:一念発起、ドッツカード再開

2歳半:ドッツカード継続中

という感じです。

1歳くらいまでは意味のある発語は少ないですが、効果としては

21と37のカードを見せてどちらが37?

50と55どちらが多い?

と聞くと、瞬間的に正しい方を指差す事がありました。

しかし、1歳を過ぎたら活動的になり、歩き始めたら自由な探索が楽しいようでカードの類には一切興味なし。

私も、もう無理だ…。と諦めて1年ほど放置してしまいました。

でも、他のドッツカードを頑張る方のブログやSNSを見て一念発起!

2歳から再開すると、物珍しいのかよく見てくれました。

ドーマン博士の本には

2歳をすぎると、年を追うごとに実際の量や真の値を認識するのがむずかしくなります。できるだけ時間もエネルギーもかけずに子どもに算数を教えたいと思うなら、1歳あるいはそれ以下で始めるのが理想的です。

グレン・ドーマン、ジャネット・ドーマン著「赤ちゃんに算数をどう教えるか」より引用

とあるので、全然期待せずに始めたのが良かったのかある時

お父さん
お父さん
今、16時44分だって

2歳5ヶ月の娘
2歳5ヶ月の娘
あと、16分遊べるね

(我が家は17時までが遊びの時間)

と、ハッとする計算を瞬間的にやる事がありました。

頭に浮かんだから言っただけという感じで、まさに「瞬間的に」分かるってこう言う事か…とびっくりしました。

ドッツカードで後悔している事

ドッツカードで後悔している事は2つあります。

ドッツカードを1度諦めてしまった事

1歳前半でドッツカードを1度やめてしまった事は、少し後悔しています。

明るい声や笑顔を意識したりスピードを早くしたり、考えられる注目を集める工夫の何をしてもダメ。

当時は、本当にもう無理!と思い、やめました。

しかし、今にして思えば ”今日は全然見なかったけどいいか〜” という気持ちで見ても見なくてもやって、見てくれたらありがとう〜!くらいの気楽さで行けばよかったなぁと思います。

アリコ
アリコ
もしかしたら、見てくれるようになっていたかもしれないし。

ドッツカードのやり方を守るのは大切ですが、それ通りにも行かなくても平気な心の余裕が持てたらよかったなと思います。

今は1セットで終わる事もあるし、お出かけの日はやらない事が多いです。

それでも、楽しく継続する事が大切かなと私は思います。

子どもにテストしてしまった事

問題を出すと正しい方を当てられるようになり、親が嬉しくなってしまって次々に問題を出してしまいました。

本当にこれが失敗でした。

ドーマン博士の本にも

教えることは、子供に新しい情報という贈り物をするようなものですーテストするのは、その贈り物を返せと言うのと同じです。教えることは自然で楽しい行程ですーテストは、よくいっても不愉快、最悪の場合には憎しみを産みます。

グレン・ドーマン、ジャネット・ドーマン著「赤ちゃんに算数をどう教えるか」より引用

と、あるのですが子どもはテストされるのが大嫌い。

「しない」

「それしないでー」

と問題を拒否されてすごく焦りました。

慌てて淡々とドッツカードをフラッシュするスタイルに戻しましたが、興味を失ってしまったのでしばらくお休みに。

問題を解く機会を与える、と言う事と子どもがどの程度分かっているか試すと言うのは全く違うと言う事を学びました。

親の下心を、子どもは敏感に察知しています。

おすすめのドッツカード

ドッツカードをおうちでも取り組むならば、ドッツカードを用意する必要があります。

それぞれ特徴があるので、月齢や好みに合わせて選ぶと良いと思います。

0歳から始めるなら【ドーマン博士】

0歳から始めるなら、断然ドーマン博士の物がおすすめです。

赤ちゃんの未熟な視覚でも楽に見分けられるよう、大きめサイズの厚紙にシンプルな赤いドットのみだからです。

我が家も生後8ヶ月の頃から始めたのでドーマン博士のドッツカードを使っています。

赤ちゃんは赤色が大好きなので、ニコニコ見てくれていました。

ドッツカードを見る事自体が視覚の発達を促す事になるのもよかったです。

【新着】◆第2教室「ドーマン博士のドッツカード」◆家庭保育園【中古】 幼児教材 子供教材 知育教材 700112 KAHO2123

ただ、28cm×28cmの厚紙サイズなので扱うには少し大きく感じて、フラッシュするのが最初は難しく感じるかもしれません。

毎日の手間を最小限にするなら【七田式】

大手幼児教室「七田式」が作っているドッツセットは、1日にやる分が63日分セットになっています。

カードをプログラムに合わせて毎日セッティングする手間がないので、長続きしやすいです。

サイズも小さめで扱いやすいので、1歳後半くらいからは七田式のドッツセットが人気なようです。

▼お試しカードはこちら

コスパ重視の【手作り】

ドッツカードは手作り派という知育ママもいます。

買ったものより、手作りの方がよく見れくれた!と言う声もあるくらいです。

作り方は、ドーマン博士の「赤ちゃんに算数をどう教えるか」に詳しく書かれています。

  • カードを見せる時、見せやすいカードの作り方
  • 赤丸はどこに貼るのか
  • 膨大なカードを間違えないようにする注意点

など細かく書かれているので、手作り派の知育ママを助けてくれるはずです。

ドッツカードを体験できる幼児教室一覧

ドッツカードは速さがかなり大事!

プロのドッツカードを見てみていと思いませんか?

気になったので、ドッツカードを見る事ができる幼児教室をまとめてみました!

ドッツカードあり ドッツカード無し
七田式教室 くぼたのうけん
EQWEL ドラキッズ
0〜3歳親子教室 ベビーパーク Babyくもん
コペル  

ドッツカードありの七田式、EQWEL、ベビーパーク、コペルは無料体験レッスンを受けられます。(2020年6月現在)

プロのドッツカードめくりは本当にすごいです!

私が初めて見させてもらった時は、圧倒されました。

1秒間に2枚以上めくってるんじゃないかな。

知育教室の講師の方に聞いたお話だと、1日5000枚腕は腱鞘炎になるくらい練習してレッスンに入るそうでもはや職人技です。

知育のモチベーションも上がるので、興味のある方はぜひ実際にみて欲しいと思います。

毎日ドッツカードを続けるコツ

一度ドッツカードを挫折したからこそ、感じる毎日ドッツカードを続けるコツは

  1. 子どもができるだけ小さいうちから始める
  2. 親子ともに気分のいい時にやる(空腹時や眠い時は避ける)
  3. 子どもが嫌になる前にやめる
  4. ドッツカードは出来るだけ早く見せる
  5. 退屈そうならどんどん先に進む

だと思います。

子どもにとってドッツカードが「面白い」と感じ続けられるようにする事がポイント。

ドッツカードを含め知育は、子どもにとって「楽しい」ものでないと続きません。

学ぶことは人生の喜びの一つであり、知育は子どもにその学習の喜びを教える事。

子どもの可能性を信じて、頑張りましょう!