赤ちゃんはスヤスヤ眠っている、というイメージが強くありませんか?
私は、赤ちゃんは寝たら深く眠っていると思っていました。
赤ちゃんが授乳とオムツ替えの時以外寝ているのは、新生児のそれも数週間だけなんです。
よく「魔の三週目」と表現される事が多いですが、ちょうど生後3週目から授乳をしてもなかなか寝ない時間が増えてきます。
ネントレをするにあたり、赤ちゃんの睡眠の特徴をしっておくことはとても重要です。
赤ちゃんの睡眠の特徴を知っていれば、もし途中で赤ちゃんが起きてしまったとしても再び自力で眠りについてもらえるように対応できるようになります。
ぜひ、赤ちゃんの睡眠の特徴を知って正しいねんねのサインを教えてあげましょう。
赤ちゃんの睡眠サイクル
人の眠りは、レム睡眠という浅い眠りとノンレム睡眠という深い眠りを繰り返しています。レム睡眠とノンレム睡眠を1セットにして、これを一晩に何度も繰り返します。
私たち大人だと約90分のことが多いようです。
赤ちゃんはというと新生児の場合、1セット40~50分、生後3ヶ月で50~60分、2歳で75分、5歳頃でようやく大人と同じ90分に近づきます。
出典:0歳からのネンネトレーニング赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
赤ちゃんの睡眠サイクルは、大人に比べて短いサイクル。
やっと眠ったと思った赤ちゃんが40分ほどで目が覚めてしまうのは、このサイクル
赤ちゃんが夜中起きるのは当たり前
赤ちゃんは、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えがまだ上手にできません。そのため、眠りが浅くなったとき次の深い眠りへ切り替えることができず、目を覚ましてしまうのです。
また、赤ちゃんの眠りは全体に浅いので、このリズムに関係なくいつでも起きやすい状態です。そのため、赤ちゃんが夜起きてしまうのは当たり前なのです。
正しいねんねのサインを教えてあげよう
夜起きた時まだお腹が空いていなければ、ほとんどの赤ちゃんはそっとしておけば自分で再び眠りに戻るはずです。
しかし、ママが赤ちゃんの声を聞いてすぐに駆けつけて抱っこをしたりユラユラ揺れてあげたりすると、それらの助けを「ねんね」と結び付けてしまうのです。
それは、抱っこやユラユラがないと眠れなくなるという長期的な問題に発展してしまう恐れがあり正しいねんねのサインを教えることとは逆になってしまいます。
そうなってしまわないように、夜起きたときはぐっとこらえて様子をみるようにしてみてください。指をくわえたりして自分で落ち着こうとして、数分以内にまた眠りについていくことが多かったです。
赤ちゃんの睡眠サイクルのまとめ
赤ちゃんの睡眠は浅くてサイクルが早いという特徴を知り、正しいねんねのサインを教えてあげることで夜泣きは改善されます。ぜひ、参考にしてみてください。
出典図書「0歳からのネンネトレーニング赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」
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