おうち遊びに・日付の感覚を養うために・数字の敏感期に、小さな子どもが「じぶんで作るカレンダー」。
この工作カレンダーは、子どもが作った作品の中でも見る機会がとても多くなるので、家族の中心になっていき 子どものその年齢その季節の思い出にもなるカレンダーです。
2月分も無料データシェア!
2月はクルクル回して作るペーパークイングというハンドメイド手法の梅の花工作です。
とても可愛らしい季節の工作です。
今回も、ローソン・ファミリーマート・ポプラに設置されているマルチプリンタ(シャープ製)で簡単に印刷できる方法を記事の後半でご紹介しています。
じぶんで作る工作カレンダーとは
じぶんで作る工作カレンダーとは、子ども自身が日付の数字も絵や工作も自分で完成させるカレンダーです。
数字を書くブームが来ていた子どもが「カレンダー作る!」と言って1ヶ月が100日以上続くカレンダーを作っていたのがきっかけです。(そんなに書きたいのなら使えるカレンダー作ろうか…!)
①あるのは雛型のみ
数字や写真はなく、工作の台紙となるシンプルなイラストがあるのみ。(月によって無地タイプだけのこともあります)
子ども自身の感性で完成させることを大切にしているので、あらかじめ書いてあることは最低限にしています。
②数字は自分で書く
日付の数字は、子どもが自分で記入します。
最初はつたない数字の書き方で、鏡文字があったりウネウネしていた数字の書き方がカレンダー作りを続けていくうちに変化していくのが見えて嬉しいものです。
31までの数字を書くのが難しい子ども向けになぞり書きヒントがあるタイプもあります。
また、数字は書けないけれどカレンダーを作りたい、と 親御さんが小さなシールに数字を書いたものを用意してくださり、なぞり書き用のヒントの数字とマッチングするようにシール貼りをしてカレンダーを作った2歳さんもいらっしゃいます。
③季節の工作は自由に
季節を楽しむ工作やお絵かき、切り絵などの作品を飾って作ります。
毎月違う工作やお絵かきの技法に触れられるように工夫しています。
4月は切り絵、5月はシール貼り、6月はスタンプ、7月はにじみ絵、8月ははじき絵、9月はちぎり絵…というように。
家にある折り紙や、スポンジ、クレヨンをメインに、100均やホームセンター・自然の中で手に入るようなものを使っています。
④難しい日付の読み方サポート
ついたち、ふつか、みっか…と言った、子どもには難しい日付の読み方にはふりがなが付いています。
カレンダーを使う時に読むことで自然に読み方が身につくといいなと始めたのですが、7月分を作っている時に「7月ななにち…アッ…なのかは、たなばただよね!」と自分で正しい読み方に気付いて言い直すという出来事が!
カレンダーを自分で作って自分で使うことで身についていくところが良かったのかなと、とても気に入っています。
⑤じぶんで作るカレンダーで学べること・身につくこと
与えられたものでなく、カレンダーを「自分で作る」ことでたくさんのことが学べ身につきます。
・日付や曜日などの時間感覚
・数字の書き方
・季節
・指先の巧緻性
など、お絵かきや工作を楽しむ延長で幼少期に身につけたいことがたくさん学べます。
12月のカレンダー作成中には「1年って100日?」と聞いてきて、これまで以上に長い時間に関心が向いたなと思いました。これまでに作ってきたカレンダーを並べて掲示したら「1年」という時間感覚も何か感じるところがあるかな‥?
次の項目にも書いていますが、この手作りカレンダーは”毎月子どもの工作を更新して飾れる”ことがすっきりした家で過ごしたい親にとってのメリットでしたが、作品を残して飾りつづける事には子どもにとってのメリットがあったのかもしれません。
⑥毎月変えられる子どもの工作
子どもの工作やお絵かきはリビングに飾ると自己肯定感が上がる…と言われています。実際、飾ってみると子どもは得意そうにニコニコしているのでそうなんだろうな〜と思いますが片付けるタイミングが難しい。
勝手に片付けたら子どもが怒りそうだし…。
でも、自分で作るカレンダーなら片付けるタイミングは決まっています!その月が終わったら片付ける!毎月更新!やったー!
思い出として残すにも、紙1枚なので薄くて残しやすいですよ。
字の上達や器用さの変化がわかるのでぜひ残して欲しい…◎鏡文字も思い出に。
2月のじぶんで作るカレンダーの作り方
2月のじぶんで作るカレンダーは、ペーパークイングというハンドメイド手法を幼児向けにアレンジした工作です。
材料
材料は、色画用紙、ハサミ、のり、竹串です。
カッターナイフや割り箸、ボンド、竹ひごなどあると便利・小さな子も作りやすくなるものです。
作り方の動画
インスタグラムリールを参照
①色画用紙を幅1.5cm長さ25cmに切る。
②竹串や竹ひごに巻きつけて、くるくるの巻物をたくさん作る。
【小さなこどもが作りやすくなる工夫】
細い竹串や竹ひごに巻きつけるのが難しい場合は、太めの割り箸などを芯に使うとやりやすいようです。
また、巻き始めだけ大人がクルンとクセ付けするとスムーズに巻いていけます。
動画ではキツキツに巻いていますが、緩くても全く問題ありません。可愛らしい渦巻きになりますよ。
花芯の作り方
梅の花の花芯は黄色の色画用紙で作っています。
①3-4cm幅の黄色の色画用紙に細い切り込みを入れる。
②4cmくらいの長さで切り落とす。
③竹串や爪楊枝など細いものにきつく巻きつける。
④のりで接着。
花芯の仕上げ
①切り込み部分を広げ、長さを切って調整する。
②のりをつけて
③花芯部分に接着。
実物や図鑑を見ながら花芯の色を選んでみてね。もしかしたら白の方が近いと感じるかも‥。
花弁の作り方
くるくる巻いた紙を片方つぶすとしずく型になり、花弁が散る装飾にもなります。
梅の花自体もこのしずく型を集めて作ってもOK。
小鳥の作り方
①小鳥の頭の部分は、だいたい幅1.5cm長さ13cm
小鳥の体と羽根の部分は、幅1.5cm長さ25cm に切ります。
②頭の方は竹串できつめにギュッと巻き、
体の方は割り箸で若干緩めに巻きます。
③端を1-2cm残してのりでとめます。
③頭の方にクチバシを、体の方は片方潰して羽根を広げます。
↓こんな感じ。可愛い。メジロをイメージして黄緑色で作りました。
ハートの作り方
①サイズはだいたい幅1.5cm長さ13cmほどの色画用紙を使います。
②半分に折り目をつける。
③両端から中心の折り目に向かって、内側を巻きます。
④同じくらいまで巻くとクルンとした可愛いハートに。
のりやボンドで貼り付けて完成です。
【2月分】じぶんで作る工作カレンダーデータはこちら
じぶんで作る工作カレンダーは無料でデータシェアをしています。
拡張子:PDF
推奨サイズ:A3(もしくはA4)
スマホやPCにダウンロードして、家庭用プリンタやコンビニなどでプリントしていただけます。
ご家庭で使用したり作ったものをプレゼントにしたりなど、カレンダーをお使いください。
日曜始まりで家族で見やすく・使いやすく◎
数字のなぞり書き下地あり、なしそれぞれあり◎
運動会や遠足、旅行の予定も書き込んで使いましょう!
【簡単】じぶんで作る工作カレンダーをコンビニ(ローソン、ファミリーマート、ポプラ)で印刷する方法
コンビニ(ローソン・ファミリーマート・ポプラ)での印刷が、データのダウンロード不要で簡単に印刷出来るようになりました!
当方でカレンダーデータのファイルをネットに登録しておくので、利用したい方は下記の番号かQRコードをコンビニ(ローソン・ファミリーマート・ポプラ)のマルチコピー機に入力していただくことで印刷ができます。
手順
①下記の 番号とQRコードを控える。(メモやスクショなど。)
ユーザー番号 : L4ZCJJ5EN4
(個人用ではなく、シェア用のユーザー番号です)
②コンビニ(ローソン・ファミリーマート・ポプラ)のマルチコピー機のタッチパネルでネットワークプリントを選ぶ。
③印刷したいデータファイルを選び印刷する。
サイズはA3指定になっていて、フルカラー印刷がおすすめです。印刷料金はサイズやカラーによりかかります。
カレンダーデータを印刷したいだけの方ならば会員登録は不要です。
有効期限: 2024/2/18 15時頃(更新する予定はありません)
ネットワークプリントの使用方法についての詳細は公式サイトも参照ください。
子どもが作ったカレンダーのSNS投稿お待ちしています!
おうちで作った工作カレンダーのお写真のSNS投稿大歓迎です◎
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SNSの設定でシェアが可能になっている場合、私のアカウントで投稿をシェアさせていただくことがあります。
もし「作ってみたい!」というお友達がいらっしゃったらこちらの記事をシェアしてくださいね。ダウンロードは無料、PCやプリンタがなくても、スマホでコンビニ印刷していただけます◎
子どもが作ったカレンダーをぜひおうちに飾って楽しんでくださいね。
▼その他 4月のじぶんで作るカレンダーと5月のじぶんで作るカレンダーはこんな感じでした