抱っこで何十分もゆらゆらしていても寝ない
寝たと思ってベッドに置くと「ウギャ〜ン」と泣く…。
私の産後は、そんな事の繰り返しで1〜2時間の細切れ睡眠でした。
少しでも自分が寝ないと虐待しかねない、おかしくなりそう!と思いジーナ式を始めました。
ジーナ式は生後2ヶ月から始め、生後4ヶ月の頃には22時台の授乳後は朝まで夜通し寝をしてくれ本当に助かりました。
睡眠不足が解消され、日中も落ち着いて育児が出来るし、本当に穏やかな毎日。
でも、育児をして2年経ちジーナ式のメリットは「ママの睡眠不足が解消される事」だけじゃなかったということに気付きました。
赤ちゃんにとってもメリットがあるのです。
そして、ママにとってのメリットも自由時間が持てるだけではないと感じるようになりました。
私が考える、ジーナ式のメリット。
育児がきっと楽しみになると思いますので、ぜひお読みください。
\ジーナ式は2020年1月に大幅改訂されました/
ジーナ式をする赤ちゃんにとってのメリット
ジーナ式のネントレをして感じた赤ちゃんにとってのメリットはこちら。
してほしい事をママ(パパ)がすぐに分かってくれるから無駄に泣かなくていい
スケジュールが決まっていると、赤ちゃんが泣いても時計を見れば何を求めているかだいたい見当がつきます。
もうすぐ授乳の時間だもんね、お腹空いたのかな〜?
昼寝短かったから早めに眠くなってきたんだね〜
とか、赤ちゃんの機嫌の予想がつくのです。
休日や出勤前にしか赤ちゃんのお世話をしていない夫も、的確に赤ちゃんの欲求がだいたい分かっていました。
時計を見れば分かるので。
そのため欲求にすぐに対応してあげられ、グズリや何をしても泣き止まないという事がほとんどない赤ちゃんでした。
そうすると、赤ちゃんに慣れていない私達夫婦でもニコニコ笑いかけてくれるようになり
我が家は、赤ちゃんがどんどん可愛くなる・親も可愛がれる好循環が生まれていたと思います。
1日の流れが毎日同じだと安心する
赤ちゃんがいつもお世話してくれるママに愛着を持つように、赤ちゃんはいつもと同じ事を繰り返すと安心感を覚えるといいます。
子どもも、ジーナ式が軌道に乗ってからは起きている間はいつもニコニコしている赤ちゃんでした。
毎日規則正しく食事と睡眠をとる習慣は、体も心も整うのだと感じました。
一時保育に預けた際も
と伝えたら、本当に時間ぴったりにグズグズミルクを欲しがり始めたとびっくりされました。
そして、子どもがずっとご機嫌で遊んでいた様子も見て生活リズムがしっかり出来ているから赤ちゃんも安心して遊べるのね、と声をかけていただきました。
よく分からないけどいつもニコニコ笑ってる赤ちゃんだな〜と思っていたのですが、そういう事だったのかと腑に落ちた出来事でした。
ジーナ式ネントレをするママにとってのメリット
ジーナ式ネントレをするママにとってのメリットはこちらです。
自分の時間が持てる
ジーナ式は19時に子どもを寝かせたら翌朝7時まで寝てくれるので、ママはひとりの自由な時間を持つことができます。
(我が家は22時台の授乳は夫に任せていました)
この時間には本当に私は救われました。
産後、育児に専念していたのですが寝不足で少しでも寝たいのに、赤ちゃんは泣き止まないしとてもつらかった。
赤ちゃんに少しでもいい関わりをしなくては!と思っていてもなかなか出来ず。
夫が仕事に行ったら、言葉を話さない赤ちゃんと2人きり。
看護師の仕事をしていた頃の自分とのギャップが大きく、”育児やっていけない…” ”社会に取り残されている…”と思ったりもしました。
しかし、ジーナ式は始めてから19時以降の時間を自分1人の時間として自由に過ごせるようになり本当に変わりました。
最初はもちろん、とにかく寝ました。
でも、徐々に自分がしたかった事が分かるようになり”人間らしい生活”になっていったと感じます。
予定が立てやすい
赤ちゃん連れの外出は、いつ機嫌が悪くなるか分からない・外出先でぐずったらどうしようという心配がつきもの。
しかし、ジーナ式のネントレならば起きている時間は大抵機嫌がいいので外出がとても楽しかったです。
起きている赤ちゃんに色んなものを見せてあげられますし、友人やご家族には起きている赤ちゃんと会わせてあげることができます。
何もかも決まっているって窮屈かな、と思われるかもしれませんが赤ちゃん連れで見通しがつくというジーナ式のメリットは大きいと思います。
人に預けやすい
ジーナ式は、寝かしつけの時にママが居ないといけないということがないので、人に預けるハードルが下がります。
我が家は週に一度夫に子どもをみてもらい、私が一人で昼間自由に過ごす時間を作っています。
その時は紙にその月齢時のジーナ式のスケジュールを書いて、「このスケジュール通りにお願い~」と言うだけ。
周囲のママ友たちは、「パパに赤ちゃんを任せるなんて無理〜!」と言っている時期でも我が家は生後2ヶ月くらいからは育児を離れて1人で過ごしていました。
母親である私に対する執着とか無いのかな…?と、思う事もありましたが
「ママじゃ無いとダメ」
という状況は、後々母親自身を苦しめる事態に陥る可能性があると思うので避けておけて良かったと思います。
体調の変化に気付きやすい
ジーナ式で育った我が子はいつも機嫌よく、ぐずるタイミングが分かりました。
そのため、体調が悪くぐずっているとすぐに気が付きます。
母体からの免疫が切れる生後6ヶ月頃から赤ちゃんは風邪をひいたり熱を出したり、体調をくずしがち。
あれ?いつもこの時間はご機嫌なはずなのにな?というように
空腹や眠気で泣いているのか、体調不良なのか、判断がつきやすいのです。
▼ジーナ式体調不良時の記録はこちら
ジーナ式ネントレのメリットまとめ
ジーナ式ネントレのメリットは、ママの自由時間が持てる事だけではありません。
赤ちゃんもママも家族みんながハッピーになれる育児法という点がポイントです。
赤ちゃん本人も含め家族みんなが時間を有意義に使え、満足度も増す生活が送れるのが魅力です。
\2020年1月に大幅改訂されたジーナ式の本はこれ!/
ジーナ式のリアルを見てみたい・興味がある・実践してどうだった?気になった方は
→月齢別ジーナ式のカテゴリーから該当する月齢をご覧ください。
ちなみにジーナ式ネントレのデメリットはこちらから。
デメリットも…多少はあります。