幼児通信教材・ドリル

モコモコゼミはお受験対策にもなるハイレベル通信教材でした

モコモコゼミはお受験対策にもなるハイレベル通信教材でした

幼児教育の間では有名な「こぐま会」と中学受験塾で有名な「SAPIX(サピックス)」が提携して作った幼児向け通信教材の「モコモコゼミ」。

ゆるくて可愛いキャラクターを用いていてほのぼのした雰囲気のある教材ですが、中身は他と一線を画すレベルの高さです。

これまで色んな教材に目を通してきた私も、こんなハイレベルな通信教材見た事ないと思いました。

本記事では、2歳の子どもとモコモコゼミプレコースを受講した感想をご紹介します。

最初は難しい!と思った問題も、取り組み方や普段の生活での取り入れ方が学べて今では良かったと思っています。

知育に興味のある方や、小学校受験・中学受験を検討しているご家庭の方の参考になればと思います。

【1歳OK】モコモコゼミのコースと内容

モコモコゼミの幼児向けコースは6種類あります。

コース 対象年齢 会費(税抜)
プチコース 1〜2歳 1,280円
プレコース 2〜3歳 2,420円
年少コース 3〜4歳 2,420円
年中コース 4〜5歳 2,420円
年長コース 5〜6歳 2,420円
かんがえるさんすう 幼・小一貫 1,480円

会費は、小学館の通信教材まなびwith(ウィズ)やベネッセのちゃれんじとほぼ同じ価格帯です。

ただモコモコゼミは、おもちゃ無し・DVD無し・シール学習無し・会員向けのメディアコンテンツ無し。(2021年4月からモコモコちゃんねるというオンラインオプションが追加されました。)

教材以外に何も無いのでちょっと高めに感じますが、ハイレベルな教材の内容で勝負している感じがします。

年間カリキュラムはと言うと、このようになっていました。

\プレコースの年間カリキュラム/モコモコゼミプレコースの年間計画表(画像引用:モコモコゼミ公式サイト

はっきり言って、小学館のまなびwith(ウィズ)やZ会の幼児向けコースだったら年少コースで学ぶレベルです。

これで、内容量・難易度はは落としてると言うのだから…ハイレベルとしか言いようがない。

各コースの年間カリキュラムが気になった方は、モコモコゼミの公式サイトで確認する事が出来るのでご覧くださいね。

先取りで上の学年を受講するのは、ちょっと難しそうだなと感じています。

更に、年長コースの問題が想像以上のハイレベル。問題の例がこちらになります。

▼四則計算

モコモコゼミの年長問題四則計算

小学校上がる前に四則計算が出来るようになるんですね。すごい。

より早期に四則演算を完成させたい場合は、算数強化トレーニングの1年併用がいいらしいです。

▼中学受験頻出の「てこ」や「天秤」の分野

モコモコゼミの年長問題てこの問題

▼「旅人算」や「出会い算」に繋がる難問

モコモコゼミの年長問題

▼長くて複雑なお話を聞き取る問題

モコモコゼミの年長問題2

こんな難問を年長で解けるようになるの?と驚くようなレベルです。

しかし、モコモコゼミ曰く年中までのコースで基礎となる部分を繰り返し学ぶことで、年長の段階では自然にこのレベルに到達するとのこと。

にわかに信じられない話でしたが、プレコース(2〜3歳向け)を受講した内容がすでにハイレベルだったので続けたら出来るようになるかも…と思いました。

モコモコゼミのプレコースを2歳児と受講

届いた教材は、冊子教材1冊・付録教材1セット・ぬりえ3ページ・学習の手引き(親の読み物)・チェックシート・モコモコシールと出席簿でした。

冊子教材は、ホッチキスなどの金具のない「スクラム製本」と言う綴じの無い製本でプリントのように扱えて使い勝手がよかったです。

それでは、プレコースで学ぶこと毎に感想をご紹介します。

足し算引き算の考え方を学ぶ

モコモコゼミプレコースの数を比べる問題

動物とみかんで数の多い方はどちらか、そして数の多い方はいくつ多いのかを問う問題です。

最初は動物と物を線で結んで数を確かめる問題でしたが、最終的にはバラバラに置いてあるもので考える問題になります。

スパイラル方式で同じ分野の問題も、切り口を変えたり難しくなったりしていますね。

これが2歳児には難しかった…!

問題を聞いただけではチーンと固まっていたので、おはじきをおにぎりに見立てて動物に配り一緒に考えました。

同封の学習の手引きには「線結びで数の比較が出来ない場合」の考え方としておはじきを使った教え方が紹介されていたので参考にしました。更にそこから具体物が無くても比較する方法への取り組み方も説明されています。

プレコースの時点で応用力の効く真の理解へ繋がる学習方法を身に付けていくので、なるほど年長で四則計算出来るかも…と思いました。

長い・短いを学ぶ

長さ比べは、子どもにとって身近な「高さ比べ」から始まります。

アリコ
アリコ
高さも長さも一緒ですが、子どもは高さの方が身近に感じるらしく最初は高さの問題になってました

そして、長さ比べの問題を考えて、最終的には両方曲がっている長さ比べに。

ひも状の具体物を使う経験が無いと、視覚的な判断が難しい問題です。

この先はもっと複雑化していくので、この先のレベルを示すためのチャレンジ問題のようです。

アリコ
アリコ
この問題を見てから、おままごとで麺に見立てている紐を色んな長さに切って、遊びの中で長さ比べをするようにしています。

季節を遊びながら学ぶ

夏に受講したので、春と夏の季節のカードが付録教材でついてきました。

モコモコゼミの付録教材季節のカード

絵ごとにカードを切り離して、季節ごとのグルーピングをしたり関連のあるものを探したりする遊びの中で季節を学ぶ教材です。

ぬりえも夏休みがテーマになっていて、キャラクターはゆるいけど、クワガタ・カブトムシ・セミは特徴を細かく捉えたリアルなぬりえでした。

モコモコゼミのぬりえ

ここで、春と夏の行事・花・虫を季節ごとに区別して覚える事が目標のようです。

迷路で思考力と運筆力

迷路は2歳児にとって普通レベルだと思うのですが、障害物がある迷路でした。

迷路は、先読みする思考力や運筆力に繋がります。

行き止まりのある迷路でも同じことは言えそうなので、やはり迷路は普通レベルかなと思います。

モコモコゼミは小学校受験対策になるハイレベルの通信教材

教材全体を通して感じるのは、モコモコゼミのハイレベルさ。

公式サイトによると、

中学受験の名門進学塾「SAPIX(サピックス)」の通信教育とも提携、小学校受験はもちろん、年々低年齢化する中学受験の早期準備のために、最適な教育です

引用:モコモコゼミ公式サイト

とのことで、私も小学校受験にも中学受験にも対応出来るレベルだと思いました。

ただ、難しい問題を出しているだけではありません。

保護者向けの学習の手引きでは、本当に理解出来て・その先の複雑で応用力のいる問題を解けるような取り組み方が説明されています。

中には、

  • 長いの反対を”ちっちゃい”と幼児は言いがちなので長いの反対は”短い”である事をしっかり身につけよう
  • ”余る” ”足りない” ”多い数だけ” など違う言葉を使っても意味が通じるか確認しよう

など、後々高度な問題を解くに当たり基礎的な事をしっかり固めていくための細かい指導があります。

それなら、お受験対策はモコモコゼミをしていたら万全…?かと言うと、お受験の経験が無いのでわかりません。

しかし、モコモコゼミを丁寧にやり込んだら先に述べた年長問題を解けるようにはなると思います。

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ハイレベルな幼児むけ通信教材「モコモコゼミ」。

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次号返金保証期限までに公式ホームページメニュー内「退会フォーム」より退会申請をすると課金は一切なされず、返品不要で退会できる制度です。

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他にも、図鑑と連動した通信教材やコスパ最高なものもたくさんあります。

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