子どもが2歳の頃から始めた福音館月刊絵本の年間購読。
絵本好きに育つといいなと思って始め、約2年購読して感じた魅力を語りたいと思います。
とっても個人目線の意見ですが、ご興味ある方はお読みください。
福音館書店の月刊絵本6つの魅力
福音館書店の月刊絵本、年間購読の魅力を6つ語ります。
①薄くて安い
福音館書店の月刊絵本は年間購読すると1冊440円税込(2022年現在)。送料は145円〜。
他の絵本の年間購読サービスは、すでに市販されている絵本を各社プロが選書して配本してくれるサービスが多く毎月だいたい1000円以上が最低ラインです。複数冊届くサービスはもっと高いです。
それに比べると福音館書店の月刊絵本の安さが分かると思います。
安さの秘密は色々あると思いますが、大きな理由が「薄さ」。普通の絵本は表紙が固くカバーもついていますが、福音館書店はどちらもなし。
全然かさばらず、年間12冊届いてもこの薄さ。
ただ、背表紙を見せる絵本棚にしまうと何の絵本なのか分かりにくくなるので、ご家庭により手に取りやすくする工夫は必要かな。
②毎月新作
そして、福音館書店は毎月新作の絵本が1冊届きます。手持ちの絵本とかぶることが無い安心感があります。
また、身近な科学の世界の面白さを扱った「ちいさなかがくのとも」や「かがくのとも」は季節に合わせたテーマが多くとても良いです。
お月見、熊の冬眠、植物…。
身近なテーマで感動がある、もっと知りたくなって自分でやってみたくなる絵本でした。
③人気作家さんの新作が読める
人気作家さんや名作シリーズの新作絵本が1冊440円〜読めるのってすごい!と思います。人気の月刊絵本はハードカバーになって刊行されるのですが倍以上のお値段になります。
▼五味太郎さん
こどものとも年少版 2022年2月号
▼荒井真紀さん
ちいさなかがくのとも 2021年7月号
▼小西英子さん
こどものとも年少版2020年4月号
▼ぞうくんのさんぽ
長く愛されている定番ベストセラーぞうくんのさんぽシリーズの5作目がこどものとも年中向き 2022年1月号になっていました。
▼ばばばあちゃん
2022年度4月号に登場予定のばばばあちゃんシリーズ、12年ぶりの新作だそうです。写真は2020年度通販専用定期購読ハンドブックというチラシより。
▼バルバルさん
こどもともから生まれた人気シリーズ、バルバルさん。人気の月刊絵本はハードカバーになって刊行されていて我が家もそちらからバルバルさんを知りました。
最新作はこどものとも 2021年4月号に登場していました。
ハードカバーになる前の新作を手に取って読めるって、なんだかワクワクしますよね。これを目当てに年間購読しても良いし、他のコースを購読しつつ「ばばばあちゃんの最新作は別で買う!」なども出来ます。
④様々な作風の絵本に出会える
絵本を選ぶ時って自分が好きなものに偏る傾向はありませんか?
私が選ぶ時は、絵が緻密で美しいものや好きな作家さんがいるので指名買いしたり。
子どもが選ぶと、食べ物や猫の絵本が多いかな。
切り絵とか写真絵本はあまり選ばない傾向がある気がしています。
しかし、福音館書店の月刊絵本に限ったことでは無いですが、年間購読すると色んな作家さんや画家さんが心を込めて作った絵本が手元に届きます。
自分からは手に取らなかったであろう作風・テーマの絵本に出会うきっかけになり、それがまたとんでもなく子どもにヒットしたりするんですよね。
親も、こういう事を教えたい・伝えたかったんだ…!と絵本を読んで気付いたりしました。絵本の定期購読には素敵な出会いがある。これは結構大きいなと思います。
絵本の定期購読以外に、色んな絵本に出会う方法としては図書館や塾などが選書した「良い絵本」「おすすめ絵本」のリストを参考にしています。
▼絵本の読み聞かせおすすめリスト
知育を頑張るママにとって「くもんのすいせん図書」は有名ですが、他にも良書をピックアップしたリストを紹介しています。
⑤保護者向け読み物の充実
福音館書店の月刊絵本には、保護者向けの読み物のチラシが一緒に入っています。
恥ずかしながら1年はサラッとしか読んでなかったのですが、よく読み始めたらすごく内容が濃くてびっくり。毎月これ届いてたの…?
今、ちいさなかがくのともを年間購読しているのですが科学の専門家がテーマに合わせて読み物を書いてくれいて、子どもに話してみようと思う事もあれば、大人がへぇ!そうなんだ!と感心する内容だったりします。
また、作家さんの創作ストーリーはいつも興味深く、膨大な下調べや知識の上で作られた絵本だったのかと驚く事もしばしばあります。作者の絵本への思いを読むと絵本への思い入れがより強くなります。
読者のコーナーも読んでて面白い。同じ絵本を読んで、私もその絵本良いと思った!とか子どもさんそんな反応だったんだ良いお話教えてもらったな〜と心温まります。
⑥年齢にあったコースを選べる
福音館書店の月刊絵本は、0歳の赤ちゃんも対象のコースがあります。
こどものとも0.1.2は、赤ちゃんが対象でボードブックになっていて破れにくい絵本なのが嬉しいですね。
どのコースを選ぶかは福音館書店の公式ホームページによると
- こどものとも0.1.2…10ヶ月〜2歳
- こどものとも年少版…2〜4歳
- ちいさなかがくのとも…3〜5歳
- こどものとも年中向き…4〜5歳
- こどものとも…5〜6歳
- かがくのとも…5〜6歳
我が家はだいたい年齢相当のものを選んで2歳代はこどものとも年少版、3歳代はちいさなかがくのともを購読していました。
個人的に子どもが「かがくのとも」を楽しめる年齢に達して購読できるのをずっと楽しみにしていて、3年目になる今年はかがくのともをついに購読予定!今からワクワクです(親が)。
福音館書店の月刊絵本をお得に読もう
長年親しまれてきた福音館書店の絵本たち。本記事では、月刊絵本の親目線で語ってきました。
もし興味があるな、試してみたいなと思われたらお得な年間購読方法があるのでこちらの記事をご参照ください。
▼福音館書店の月刊絵本を500円引きで年間購読する方法
福音館書店の月刊絵本を初めて購読する・購読するのは2回目以降、どちらの方も500円引きになる方法です。