「フランスの子どもは夜泣きをしない」という言葉を聞いたことがありませんか?
そんな時に、教えてもらったのがインパクトのあるタイトルの
「フランスの子どもは夜泣きをしないーパリ発「子育て」の秘密ー」という本でした。
ネントレの本かな?と思って読み始めたら、色んなフランス式育児が紹介されている本でした!
内容は、夜泣きの章以外もとても興味深かい章ばかり!
そして本に出てくるフランスの人たちの育児は、みんな楽しそうなんです。
「フランスの子どもは夜泣きをしないーパリ発「子育て」の秘密ー」を読んだ感想をまとめました!
フランスの子どもは夜泣きをしないを書いたパメラ・ドラッガーマンって?
「フランスの子どもは夜泣きをしないーパリ発「子育て」の秘密ー」の著者である、パメラ・ドラッガーマンはアメリカ人の元ジャーナリストです。
イギリス人の夫と共にフランス・パリでの子育てをユニークにつづった育児エッセイになります。
と、思って読み始めたらとっても読みやすいしクスリと笑えるユニークさも!
夜泣きの章から読み始めたのですが、面白くて全部一気に読みました。
外国で育児をすると、カルチャーショックの連続のようで驚きをもって綴られています。
フランスの子どもは夜泣きをしないの感想
本の構成は、章ごとに
- 夜泣き
- 食育
- 母乳育児
- 叱り方・しつけ
- 夫婦関係
など、色んなフランス式の育児について著者の経験を通して綴られています。
フランス人の赤ちゃんは朝までぐっすり眠る
まず私が最初に読んだのが「第三章 フランス人の赤ちゃんは朝までぐっすり眠る」です。
フランス人の赤ちゃんが朝までぐっすり眠る秘密は、ジーナ式でや他のネントレ本でも書かれている事とほぼ似ていました。
しかしそれを、フランス人は「睡眠トレーニングをしている」という意識はなく当たり前の事として行っているのが驚きでした!
子どもを産んだら、ママは睡眠不足になるのが当たり前!
という風潮がフランスにはないんですね。
私も、「ママもぐっすり眠って、ひとり時間を持って欲しい。そして育児に向かってほしい」という思いでこのブログを立ち上げたので、とても共感できました。
フランス式子育て
子育てって、自分を犠牲にすることで母親である覚悟を示すのが一般的なところがありますがフランス人は違うそう。
フランス人は、ママになっても「コースのディナー」も「夫婦の会話」も「女であること」も楽しみます。
赤ちゃんも小さな赤ちゃんも無力だけれど、一人の人として扱い育てているのが印象的でした。
フランスの子どもは夜泣きをしないはネントレ本?
タイトルが「フランスの子どもは夜泣きをしないーパリ発「子育て」の秘密ー」という名前なので、ネントレ本と思われるかもしれません。
確かに、ジーナ式のネントレとよく似たマインドだと感じます。
しかし、この本をネントレのハウツー本として使うのは難しいと思います。
でも、ネントレの基礎的な考えは合っているので妊娠中に読んでおくのがおすすめです!
フランスの子どもは夜泣きをしないの中で一番心に残った言葉
とってもユニークな語り口でフランスでの育児をつづっている「フランスの子どもは夜泣きをしないーパリ発「子育て」の秘密ー」。
その中で、私の心に残った言葉が第十一章のタイトルにもなっている「子どもには子どもの人生がある」という言葉。
ついつい過保護に、ついつい困っていたら介入、子どもの学習する意欲の芽を悪気なくつぶしてしまいがちな自分の育児を振り返るきっかけになりました。
自分の期待を子どもにかけすぎていないかな…。
無駄に選択肢を与えて、迷わせていないかな…。
「フランス式子育て」の実践編がある!
フランスの子どもは夜泣きをしないーパリ発「子育て」の秘密ーの続きには、
フランス式子育ての【実践編】の本があります!
同じ著者の方が、フランス式育児の【実践編】を100の秘密としてまとめています。
赤ちゃんを理性を持った一人の人間と見なす、フランス人の独特で優雅な子育て法。
心穏やかに育児をするための100の秘密、いいとこ取りしていきたいですね。
私は、子どもをジーナ式で育て夜泣き寝かしつけなしの育児をしています!
気になるジーナ式のメリット・デメリットを、経験を振り返ってまとめています。