ジーナ式のネントレをしていて、赤ちゃんが病気や体調不良になった時どうしたらいいか迷ってしまいますよね。
そもそも赤ちゃんの病気・体調不良の対応が大変
病気・体調不良なんだから長めに寝かせてあげる?
どれくらい長く寝かせるもの?
私も看護師ですが、育児は初めてでてんやわんや。
分からない事だらけで、試行錯誤してなんとか病気・体調不良時のジーナ式のスケジュールをこなしました。
本記事では、軽い風邪からインフルエンザにかかったとき、ジーナ式のスケジュールをどのようにアレンジすれば夜泣き・寝ぐずりをせずに過ごせたかをご紹介します。
私と子供の一例に過ぎませんが、ジーナ式のスケジュールで育児をされている方の病気・体調不良時の参考になればと思います。
病気や体調不良の時のジーナ式ネントレの調整の考え方
それまでジーナ式ネントレで子育てをしていた方には、赤ちゃんの病気・体調不良時にも基本はジーナ式のスケジュールで過ごすやり方がベターです。
しかし、発熱や下痢・嘔吐など症状があると体力の消耗があるので、全くスケジュール通りとはいかないと思います。
ひとつ前のジーナ式ネントレに戻るイメージで、赤ちゃんの様子を見て昼寝や睡眠時間を増やすやり方がリズムが崩れにくいのでおすすめです。
ジーナ式生後8ヶ月【鼻水のみ】の時のスケジュール
赤ちゃんは一般的に生後6ヶ月頃から風邪を引きやすくなります。
うちは、生後8ヶ月の頃はほぼ毎日鼻水を垂らしていました。
拭いても拭いても垂れてきて、治ったと思ったらすぐにまた鼻水を垂らしていました。
しかし、本人は活気があり元気そのもの。発熱もありません。
鼻水を垂らしている以外はいつもと変わらない様子だったため、月齢相当のジーナ式のスケジュールのまま生活しましたが問題ありませんでした。
生後8ヶ月ジーナ式のスケジュールはこちらです。
ジーナ式生後10ヶ月【発熱】した時のスケジュール
生後10ヶ月の時に一度38.4℃まで体温が上昇したことがありました。
鼻水ダラダラ、痰絡みの咳をよくしていて、とてもつらそうな様子です。
寝かせた後も、痰からみで嗚咽しそうな咳を何度もしていたのをよく覚えています。
しかし、この時本当に風邪症状がつらそうだったのですが、本人は元気そのもので月齢相当のスケジュール通りに過ごしました。
しかし、寝かせた後の痰絡みの咳はよくしていたので、小刻みに起きていた様子ではありました。
見ている方としてはつらそう、と思うのですが本人はいたっていつも通りというパターンでした。
ジーナ式生後14ヶ月(1歳2ヶ月)【インフルエンザ】になった時のスケジュール
ジーナ式で育った子は規則正しい生活をしているから、元気なのかなぁと思っていたら1歳を過ぎてから大変な目に遭いました。
生後14ヶ月(1歳2ヶ月)の時インフルエンザにかかってしまったのです。
高熱が出て気が付いたのですが、これまでの風邪とは比べ物にならないほどぐったりしていました。
その時の睡眠の経過がこちらです。
1日目 朝寝60分、昼寝2時間30分 (合計睡眠時間15時間)
2日目 朝寝なし、昼寝2時間30分 (合計睡眠時間14時間)
3日目 朝寝30分、昼寝2時間30分(合計睡眠時間14時間30分)
4日目 朝寝45分、昼寝1時間45分(合計睡眠時間14時間)
5日目 朝寝なし、昼寝2時間30分(合計睡眠時間14時間)←元通り!
本来は、朝寝なし・昼寝2時間30分というリズムなのですが、朝寝を復活させました。
というより、朝寝のスタート時間である9時頃になるとゴロゴロしだし普段のおしゃべりな様子とは全く違ったので「寝かせてあげなければ!」と思うほどだったのです。
割と長めに朝寝をさせましたが、昼寝には影響ありませんでした。
おそるべし、インフルエンザ…!
2日目は治療が効き解熱していたので朝寝をカットしてみたのですが、昼寝までもちませんでした。
子どもの体がほっそりしていたし体力が落ちていて、もっと睡眠が必要だったのだと思います。
3日目には朝寝を再び復活させ、ちょうどいいあんばいに。
4日目はうっかり朝寝を長くさせてしまい、昼寝の時になかなか眠くならないのでうまく寝付けませんでした(といっても30分以内に寝付いていました)。
そして5日目に元通りのジーナ式のスケジュールに戻りました。
離乳食・入浴について
ジーナ式のスケジュールにおいて、離乳食や入浴についても大切な事柄なのでそれぞれ触れておきたいと思います。
離乳食
離乳食は、消化器的な症状(下痢・嘔吐・腹痛など)がなかったので、いつも通り離乳食を食べました。
インフルエンザで高熱が出ている時は”食べれるものを食べられるだけ”という指示が医師からありましたが、結果いつも通りの離乳食を完食しました。
病院にかかっていない時の食事や水分の考え方は、
WHO(世界保健機関)の「補完食 母乳で育っている子どもの家庭の食事」病気の時の授乳と補完食の項がとても参考になるので一度目を通しておくと安心です。
▼一部抜粋したものがこちら
- 少量の食物を頻繁に(2時間ごとなど)に勧めましょう。
- たとえ空腹でなくても、食べるように、やさしく子どもをなだめたり、励ましたりしましょう。
- 口や喉が痛い場合は、柔らかい食物を与えましょう。
- 下痢や発熱のときは、特に水分を多めに与えましょう。
- 子どもが眠い時にではなく、意識がはっきりしている時に与えましょう。
- 鼻づまりをとるなど、食べる前に子どもを楽にしてあげましょう。
病気の後も重要で、子どもの食欲は特に増えるそう。
いつもよりも多めの回数や量で栄養を取れるようにし、減ってしまった体重を速やかに戻してあげましょう。
入浴
インフルエンザでつらそうな時や発熱中は、身体を拭くだけにしていました。
インフルエンザの時には、3日目から入浴を再開しました。
病気・体調不良時ジーナ式のスケジュールのまとめ
病気・体調不良時のジーナ式のスケジュール調整まとめはこちらです。
- 鼻水や咳などの風邪症状や発熱があっても、本人が元気そうならジーナ式のスケジュール通りでいけた
- インフルエンザの時は昼寝の上限時間を超えても平気だった
- インフルエンザの後も体の消耗があり昼寝は長め、元に戻すのは様子を見て
- 離乳食・入浴に関しては医師の指示に従い、無理しない
ジーナ式のスケジュールで育児をしていたおかげで、病気の時も寝ぐずりもなく夜泣きもなく、私はいつも通り夜ゆっくり眠る事が出来ました。
これに関しては、ジーナ式のスケジュール育児をしていてよかった!と言うほかありません。
また、普段からジーナ式のスケジュールで育児していたので、睡眠時間や眠くなる頻度で体調不良の度合いがなんとなく予想が付いたというメリットもありました。
病気や体調不良時は睡眠が乱れがちですが、ジーナ式のスケジュールを意識する事は病後のスケジュールを立て直しに大切だと感じます。
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