木の知育玩具の王様と呼ばれ、世界中で愛されるプラステン。
丈夫でシンプルゆえに色んな遊び方が出来るため、長く遊べるおもちゃです。
デザイン性の高さから、プラステンは大人のファンも多いのが特徴。
我が家もプラステンがきてから、ペグさし・ポットン落とし・色分け・紐通しと、指先の巧緻性を高める遊びは一通りする事が出来て指先が器用になったなぁと関心しています。
また、プラステンは子どもが自分で遊びを生み出す可能性もあるため、まだまだ小学生くらいまでは長く遊べる知育玩具です。
しかし、シンプルなデザインなので大人は初め遊び方がパッと思いつきにくいかと思います。
我が家が0.1.2歳の頃からプラステンで遊んできて指先が器用になった方法が参考になれば幸いです。
プラステンは何歳から遊べる?
プラステンは0歳〜小学生頃まで、長く遊べる知育玩具です。
我が家は生後10ヶ月の頃に迎えて、2歳を過ぎた今でもよく遊んでいます。
最初はガチャガチャを触るだけだった遊び方が、つまめるようになり見立てるようになり子どもなりに規則を持たせるようになっていきます。
2歳の今は出来ませんが、大きくなると付属の紐やサイコロを使ってルールを作って遊ぶ事も出来ます。
プラステンは、長く遊べるおもちゃだからこそ子どもの成長を感じるおもちゃなのです。
【年齢別】おすすめプラステンの遊び方
我が家の0.1.2歳でのプラステンの遊び方をご紹介します。
指先の巧緻性、集中力、想像力が養われたなと感じる遊びをまとめました。
0歳〜1歳
ベビーチェーン
付属の紐にリングを通して、ベビーカーやベビーチェアにつけてあげればベビーチェーンの出来上がり。
木のカチャカチャという賑やかな音が楽しく、赤ちゃんも自分で触って楽しめます。
なめても安全な塗料を使用しているので、安心して使えます。
リングを抜く・はめる(ペグさし)
最初はガチャガチャ触っているうちに外れたという感じから始まって、指先でつまめるようになるとリングをつまんで抜くようになります。
棒の下の方にあるリングはより指先のつまむ力が必要とされるので、難しくなります。
リングを棒に挿し込むペグさし遊びは赤ちゃんにとっては難易度が高いのですが、大人が「カッチャン!」と楽しげにペグさしをしているのを見せていたら真似して遊ぶようになりました。
ペグさし遊びは紐通し遊びに繋がる動きをするので、たっぷりしたい遊びです。
色を教える
プラステンは赤・青・黄の三原色をメインに色がはっきりとしています。
赤ちゃんが最初に区別できる色でもあるので、遊びのなかで「赤いリング、はいどうぞ」などと言うようにしたら自然と色の区別を理解していきました。
何となく色の理解が進んできたかな?と思ったら、色別に仕分ける遊びもおすすめです。
プラステンの棒の先端に、100均で買った丸シールを貼って色別に分類して遊びます。
ポットン落とし
ミルク缶の蓋に穴を開けて、リングをポットンと落とす遊びです。
丸い穴だとどんな向きでも落ちるので、初めてのポットン落としにぴったり。
リングよりも一回り大きめの長方形に開けると、リングの向きを考えて指先で角度を変えなければならないので難しくなります。
うちの子はリングが落ちてカシャーンと鳴るのが楽しいのか、全てのリングを落とし終わるまで落とし続けていました。
1歳
0歳の遊び方同様、色の仕分け遊びがおすすめです。
2色の色分けが出来たら、3色、4色…と増やして行ってみましょう。
数に触れる
1歳頃になると物をどうぞと渡すようになる子が多いと思います。
赤ちゃんが物のやりとり遊びを始めた時は「数」を意識して、「赤のリング1つちょうだい」とか「青のリング2個どうぞ」とか言うようにすると自然に数に触れることが出来ます。
おままごと
おままごと遊びでリングを具材に見立てて遊ぶ事も出来ます。
赤い食べ物って何があるかな?りんごかな?いちご?何だと思う?
そんな風に声をかけると、子どもの想像力が刺激されますね。
紐通し
付属の紐を使って紐通し遊びも出来ます。
付属の紐は組み紐でしっかりしているのですが、先端をより固くすると通しやすくなるので我が家は更にテープを巻いていました。
幼児教室では、初めての紐通し遊びにプラステンのリングを使っているところが複数あったので王道なのかもしれません。
▼プラステン以降の紐通しを100均や手作りでレベルアップする方法についてはこちら
2歳
お絵かき
2歳前後からリングを並べて平面で絵を描くことが出来るようになります。
我が家はあまりこの遊びをしなくて、リングを2〜3個並べて「チューリップ!」と言うレベルです。
それでも、2歳は遊び方が高度になったなぁと思います。
買い物ごっこのお金
穴の空いたリングは、お金(5円)に見立ててお買い物ごっこに使えます。
ちょうど5円玉のように穴が空いているので、見立てやすい!
最近はスマホ決済やネット通販が増えて、買い物の概念やお金の教育が身につきにくいといわれているので「お買い物ごっこ」は本当におすすめです。
プラステンに似てるおもちゃはボーネルンドではなくウッディプッディ
と、聞かれたことがあるのですが「プラステンに似たやつ」というのはきっとウッディプッディのRING10です。
RING10もプラステンと似た遊び方が出来る知育玩具です。
サイコロや紐も同じようにセットになっています。
プラステンとRING10の違いは
- 絵柄が可愛らしい
- 紐通し用の紐の先端に木の棒があって通しやすい
- 色味がおしゃれ
というくらいで、お値段はプラステンよりもややおさえ目。
主だった知育遊びは同じように出来るので、正直どちらもいいと思います。
デザインの好みに合う方を選べばOKです。
しかし、色の名前や区別がまだついていない子にはプラステンがおすすめ。
赤ちゃんが色の区別を学ぶのは赤、青、黄の3原色+白と黒からなのでその時期の子にはプラステンが適していると思います。
プラステンでいっぱい遊ぼう!
プラステンの遊び方を年齢別にご紹介しましたが、プラステンの遊び方は無限大。
子ども自身が遊び方を見つける事もよくあって、規則性を持たせてリングを一列に並べたりリングを並べてストローを刺すと言う名も無き遊びを作り出して夢中になって遊びます。
それは、プラステンの繰り返し長くシンプルさ、長年愛されるデザインの美しさがあるから。
また、それらの遊びはどれも指先の力や巧緻性、集中力、想像力が養われる知育に良い遊びばかりです。
ぜひ、プラステンでたくさん遊ぶ機会を作ってあげましょう!