ジーナ式ネントレで生後4ヶ月から夜通し寝るようになり、寝かしつけもなくベッドに置くだけで眠るようになった我が子。
成長に合わせたジーナ式のスケジュールのおかげで、1歳半まで睡眠に関する大きなトラブルはありませんでした。
そんな中、1歳半を過ぎたある日急に寝るのを嫌がり始めたのです。寝ぐずりです。
それはもう悲痛な泣き声で、聞いている方は精神的につらいものがありました。
あまりにも急な1歳半の睡眠退行の始まり方だったので、慌てて寝ぐずりの原因を探しました。
いくつか見当をつけ対応しおさまったのですが、こうやって後から思い返すと1歳半の睡眠退行は私の言動がきっかけだったかもしれません。
1歳半で起こった急な寝ぐずり・睡眠退行の原因と対策をまとめました。
1歳半のネントレエリートが急に寝ぐずり
生後4ヶ月からセルフねんねを習得し寝かしつけがなくても、ベッドに置けば一人で寝付けるようになった我が子。
夜泣きもなかったので、「ネントレエリートだね~」だなんてふざけて話題にしていたほどでした。
1歳を過ぎてからは更に楽になり、1歳半の頃には自分でスタスタと寝室に向かうようになりました。
しかし、ある日夜の就寝の時にベッドに置いた瞬間泣き始めたのです。
あれ、何かやり忘れたかな?と思ったのですがいつもと変わらない流れだったので、すぐに泣き止むかなと思い退出。
ドアを閉めた時既に変だなと思ったのですが、一応3分様子を見ました。
嫌な予感通り、泣き声は弱まりません。
寝室に様子を見に行ってみると、ベビーベッドの中で座って泣いていました。
抱っこして落ち着かせ、「側にいるよ、ベッドでねんねだよ」と安心させるように少しだけ声をかけベッドに寝かせました。
抱っこで落ち着いたと思ったのですが、ベッドに置いた瞬間また泣きだす我が子。
結局その後ギャン泣きするので抱っこして落ち着かせ、ベッドに置いたらまたギャン泣きというのを繰り返し寝付くのに30分ほどかかりました。
そしてそれが、翌日の昼寝も就寝も、その次も続いて行ったのです!
10分ほどで落ち着く日もありましたが、1週間は大抵30分ほど泣いて寝ぐずりをしていました。
病気や生活リズムの大きな変更などはありません。
むしろ、寝ぐずりが始まってから外遊びして日中は活動的に過ごそうとしていました。
それまで、何のトラブルもなかったのに急に寝ぐずりするなんて…なぜ?
寝ぐずりの原因は何?
今まで何のトラブルもなかったのに、急に始まった寝ぐずり。
私が赤ちゃんが泣いて寝ない時にチェックしていたリストに照らし合わせて考えてみましたが心当たりがありません。
と、なるとスケジュールの変更(1歳半だと昼寝の短縮or昼寝のスタートを遅める)か?と思ったのですが、これまでの0歳代からの様子を考えると全く違う様子なのでそれも違うような気がします。
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」にある睡眠退行というものなのだろうか?
1歳半ともなると、大人の言葉もよく分かっている様子で物事を理解しているのを感じます。
成長過程によるもの、という事なのかなぁ。
1歳半の睡眠退行への対策
今回の寝ぐずりする時の様子の特徴として、「離れないで~!」という感じでベッドに置かれた瞬間すぐに起き上がって泣いていた事、そしてその頃使いだしたベビーモニターを不思議そうにじっと見つめていたという事の2点です。
分離不安
ベッドに置いた時の子どもの様子を考えると、離れるのが寂しそうな気がします。
たまに一時保育に預けるのですが、離れる時に猛烈に泣くあの時のような感じがするのです。
しかし、せっかく一人で寝付けるようになったのだから寝かしつけの方法を変えたくはありません。
そこで始めたのが「お気に入りのぬいぐるみと一緒に寝る」作戦。
1歳を過ぎた頃からお世話したり可愛がるようになっていたカエルのぬいぐるみを寝る時の相棒に据える事にしました。
▼こちらがカエルくん(ちょっとボロくなってきました)
友達からの贈り物セットの中に入っていたパペットです。
元々気に入ってよく遊んでいたカエルくんですが、寝る時の相棒になってもらえるように少し準備をしました。
- カエルくんと日中から仲良く遊んで接点をより多く持つ
- 寝るときに「カエルくんと一緒にねんねしようか」と声をかけ、寝室に一緒に連れていく
- ベッドに置くときは「○○ちゃんおやすみ、カエルくんもおやすみ」と一緒にいる事を強調する
- 起きた時は、「○○ちゃんおはよう、カエルくんもおはよう。カエルくんと一緒に上手に寝られたね」と、褒める
最初はグズグズでしたが、3~4日目から明らかにカエルくんとの心理的距離が近づいたのを感じました。
「寝るよ」と声をかけると不安げに泣きそうな顔をしていた子どもが、「寝るよ」の声かけでカエルくんを探すようになったのです。
ベビーモニターの赤い光
次に気になったのが、ベビーモニターの赤外線の赤いランプ。
実は我が家、ベビーモニターが一度故障しそのまま無い状態が数ヵ月か続いていましたが、今回の寝ぐずりする少し前にベビーモニターを新調していました。
そのため、ベビーモニターの赤い光を久しぶりに見た子どもが気になってじっと見つめていたのです。
と、なると赤外線の赤いランプのない最新上位機種を買い直すべき…?
と、思ったのですがベビーモニターを買ったばかりだしそれは避けたい。スマホ対応でもないし。
赤外線の赤い光は吸収するけれどベビーモニターには映る、という「光吸収・赤外透過フィルター」を試してみようかなと思っていたところ寝ぐずりがおさまっていきました。
赤い光の方が見ているようですが、怖がっているというような様子ではありません。
ただ、光っているから見ている、という感じがしました。
1歳半「急に」寝ぐずりは何か別の原因があったかもしれない
結局寝ぐずりをしていたのは、1週間ほど。
カエルくんをねんねの相棒にした事が一番効いたようで、今では「チータ」と名前を付け寝食を共にする仲のいいお友達になりました。
一緒に眠る相棒が一番効果的だった事から、やはり1歳半の成長による睡眠退行ってやつだったかなぁと思うのですが
もしかしたら、他に別の原因があったかもしれないなと思うのです。
と、いうのも少し心当たりがあるんです。
「急に」寝ぐずりするようになった日、私、イライラしていたんです。
子どもにはいつも通り接していたのですが、夫に対して語気の強い言い方を目の前でしてたような気がするのです。
ジーナのトイレトレーニング本でも書かれていましたが、ママのショッキングな言動って赤ちゃんは敏感に感じ取って睡眠にとても影響が出るので今回のはそれなんじゃないかと考えています。
1歳半になると、まわりの状況や言葉の意味も分かるようになるので特にそんな気がしてなりません。
もしかすると、そういう1歳半という年齢も含めて「睡眠退行」なのかなとも思います。
ジーナ式で育った1歳半の睡眠退行まとめ
1歳半での寝ぐずりについてのまとめはこちらです。
- 今回の睡眠退行は「急に」始まった
- 愛着のあるぬいぐるみをお供にしたら落ち着き、また1人で眠れるようになった
- 1歳半はまわりの状況や言葉を発語以上に理解しているので、言動には注意する
今回の睡眠退行騒動にはとても心配しましたが、なんだか絆が深まったような気がしています。
原因の確証はないけれど色々考え試行錯誤した経験が、いつかいい思い出になればと思います。
▼我が家がが0歳代に取り組んだネントレはジーナ式ネントレです。詳しくはこちら。
▼ジーナ式のネントレはスケジュールが特徴で、デメリットもありますが
▼それを上回るメリットがあると私は思っています。