ジーナ式のスケジュールって新生児の頃からやった方がいいらしいけど、できるのかな…?
泣いても授乳しないなんて、新生児は大丈夫なの?
新生児からジーナ式のスケジュールを行うことに、不安なママは多いと思います。
しかし、新生児の赤ちゃんも3週目に入ると、いつまでも寝てばかりいるわけじゃありません。
ジーナ式のスケジュールを意識した生活をするだけで、魔の3週目が楽になりその後の育児も違ってきます。
正直、きっちりやるのは難しいのですが、少し意識しただけでその後の育児がとても楽になります。
出産を終えてすぐの今、身体もつらいと思いますができる範囲で赤ちゃんの生活を整えてみましょう。
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新生児にジーナ式ネントレは必要なのか?
そもそも、新生児にジーナ式のスケジュールが必要なのか?
赤ちゃんが寝ている時に、たまった疲れをとりたい気持ちは分かります。
しかし、赤ちゃんが授乳やオムツの時以外眠り続けるのは最初の数週間だけなのをご存知でしたか?
魔の3週目とも言われているのですが、経験上本当に「魔」でした。
その原因は成長期。
生後3~4週目に成長期を迎え起きていられる時間が伸びるのです。
起きていられる時間が伸びたのに、日中寝てばかりいたら夜中に起きてしまうのは当たり前。
昼夜の区別をつけるイメージで、起きている時間は昼間に作るようにしていきましょう。
新生児期のスケジュール
新生児期のジーナ式ネントレは、1週目と2~4週目に分かれています。
1週目
7:00 授乳①
8:30~10:00 朝寝
10:00~11:15 授乳②③(振り分け授乳)
11:30~14:00 昼寝
14:00 授乳④
15:30~17:00 夕寝
17:00 授乳⑤
18:00 入浴
18:15 授乳⑥
19:00 就寝
22:00~23:15 授乳⑦
3:30 授乳⑧
お昼寝時間の上限5時間30分
搾乳の予定6:45、10:45
そのため、体重をしっかりと増やすためにも夜間1度遅くとも3:30には起こして授乳をしてあげるのがポイントです。
2~4週目
7:00 起床・授乳①
9:00〜9:45朝寝
10:00 授乳②
10:30 授乳③
11:30〜14:00昼寝
14:00 授乳④
16:00〜17:00夕寝
17:00 授乳⑤
18:00 お風呂
18:15 授乳⑥
19:00 就寝
22:30 授乳⑦
2:30〜3:30 授乳⑧
お昼寝の上限 5時間
搾乳の予定6:45、10:30、21:45
3~4週目頃に成長期がくるから、授乳の時はしっかり長めに飲んでもらうのが大切です。
新生児期のポイント4つ
私が考えるジーナ式新生児期のポイントは4点です。
脱水と低血糖に注意
新生児期は、授乳量が足りず脱水や低血糖になる事が一番危険です。
本の中でも再三触れられている事ですが、赤ちゃんの体重増加のチェックは行うようにしてください。
でも、新生児期は1回に飲む量が少ないのでほとんど目盛りが変わらないことがほとんどで「飲めてないのかなぁ…少しは飲めてる?」と悩んでしまいました。
ベビースケールでちゃんと計りたいと思われたら、大きめのショッピングセンタにベビースケールを置いてあるところがあります。
しかし、1ヶ月健診が済むまでは外出を控えるように言われるので、新生児期はレンタルがおすすめです。
私の場合生後2ヶ月頃から、自宅の50g単位の体重計で授乳量が計れるようになってきたのでお試しで1ヶ月くらいレンタルしてみるといいかもしれません。
スケジュールに乗せるのは難しい
新生児のうちからジーナ式のスケジュールにのせられたら理想ですが、実際は新生児期からスケジュールに乗せることは難しいです。
この時期は、昼夜の区別をつけるイメージでお世話して、赤ちゃんのお世話に慣れていきましょう。
日中は日の光を赤ちゃんに当てたり一緒に遊んで、眠る時は静かにしてあげる。
そんな環境作りに慣れ、起床時間と就寝時間を意識できたら十分だと思います。
ママは、自分の体を回復させることが重要です。
きっちりスケジュールを守ろうとするとママがつらいので、私は新生児期はゆるくジーナ式(ゆるジーナ)をするのがおすすめです。
入眠儀式を決める
赤ちゃんが寝てくれるようにするには、「入眠儀式」が重要です。
寝る前の決まった習慣があると、赤ちゃんが安心し早く寝てくれるようになると言われているからです。
我が家も、ジーナ式を始める時に決めた習慣を今でも繰り返していて1歳を過ぎたら「ねんね!」と言って自分から寝室に向かうようになりました。
我が家の入眠儀式&みんなの入眠儀式アンケートについてのまとめた記事はこちらです。
ぐっすり眠りこむ前にベッドに置く
ジーナ式のスケジュールに乗せることは難しいとは思いますが、ぐっすり眠りこむ前にベッドに置く事にチャレンジしてみましょう。
ママの腕の中で眠りこむ習慣をなるべくつけないようにすると、ひとり寝への移行がしやすくなるのです。
私はこれができていなくて、抱っこの腕の中で寝る事が習慣になってしまいベッドに置くとギャン泣きしてしまうようになってしまいました。
何のくせもついていない新生児期の赤ちゃんのうちにベッドで眠る習慣をつけておくと、後々楽になります。
新生児期によくあるトラブル4つと対処法
ジーナ式のスケジュール「新生児期」によくあるトラブルと解決の糸口をまとめした。
泣いて寝ない
この時期に「泣いて寝ない」というトラブルは、まず空腹を疑った方がよいと思います。
母乳育児の場合、私もそうでしたがこの時期母乳の需要と供給のバランスが取れていない事が多いです。
空腹は低血糖や脱水につながる可能性があるので、飲んでいる量が十分かどうか見極めましょう。
赤ちゃんが泣いて寝ない!ジーナ式を実践したママの原因探求法はこちらです。
途中で起きる
赤ちゃんが寝たな…と思ってから、30~40分で起きてしまう事がよくあります。
私もジーナ式を始めてしばらくは30分以上連続して昼寝できなくて「30分の壁」があると感じました。
それもそのはず、赤ちゃんは睡眠のサイクルが浅くて大人に比べて早いんです。
新生児のうちに30~40分で目覚めてしまう事があれば、おくるみから手や足が飛び出していないか確認し緩んでいたら巻きなおしましょう。
おくるみに問題がなければ、しばらく様子を見て眠りに戻るようそっと静かに見守ります。
空腹でなければ、自分で落ち着き眠りの世界に戻っていけるはずです。
起こしておくのが難しい
新生児期に関わらず、低月齢のうちはしばらく続く「起こしておくのが難しい」という事。
抱っこしているだけで寝てしまうし、ベビーカーに乗せただけで寝てしまうし、床に置いて起こすしかない…なんてこともあります。
そんなときにやっていたのが、「赤ちゃんが興味を持ちやすく見やすいもの」を見せるという事。
新生児は視力が弱く、見える範囲は15~30cmほどの距離。
見える色は白と黒。
起きていてほしい時は赤ちゃんの興味を引くために顔をのぞき込んだり、
白と黒のモビールを赤ちゃんから15~30cmほど離したところから見せたりするのです。
見えるものを見ている赤ちゃんの顔は、生命力に溢れていてとても可愛いです。
夜中も起きる
大抵の新生児の赤ちゃんは、夜中も起きます。
抱っこしたりトントンしても落ち着かないのであれば、迷わず授乳で大丈夫です。
ただし、照明は最小限にし、声かけも少なく、すぐに眠りに戻れるように夜は静かに授乳しましょう。
新生児の間に夜間授乳を無くす事は難しいので、「今は夜で、眠る時間なんだ」ということを教えてあげる事が大切です。
ジーナ式ネントレ【新生児期】まとめ
赤ちゃんの睡眠や授乳は個人差があります。
今の月齢だけでなく前後のスケジュールが参考になる赤ちゃんもいらっしゃいます。
もお読みいただけると、ヒントになるはずです。
ネントレは、赤ちゃんとママが笑顔で過ごせるようになるためのものです。
気負いすぎず、貴重な新生児期の育児を楽しみましょう。