ジーナ式のスケジュール【生後1ヶ月】この時期は、まだ軌道に乗らない人がほとんどではないでしょうか。
一般的に生後1ヶ月の赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごしていますし、夜間の授乳も必要とします。
なので、まだジーナ式のスケジュールが軌道に乗っていなくても焦らなくて大丈夫。
むしろ、スケジュールに乗らない!と悩むよりも、大事にしてほしいポイントが4つあります。
その大事にしてほしいポイントを意識できて入れば、スケジュールに乗せるのは後々楽にできるはずです。
私もジーナ式で夜泣き無しで子どもを育てましたが、このポイントが本当に大事だったなと感じています。
ぜひ、参考にしてみてください。
ジーナ式で便利だった私の愛用グッズを紹介しています!
ジーナ式を生後1ヶ月から始める時でも本は全部読んでおこう
ジーナ式を生後1ヶ月から始められるなら、とても早くて素晴らしい事。
睡眠の悪いクセがついていない状態の方が、ネントレをする上で断然簡単で楽です。
そして更に確実にいくために、ジーナ式のスケジュールのちょっと先…できたら全ての月齢のスケジュールについて目を通しておくのがおすすめです。
ジーナ式の生後1ヶ月以降のスケジュールを見ておくことで、スケジュールの今後の変化や自分なりにどこを緩めていいのかが分かってきます。
ジーナ式ネントレを途中から始める場合の注意点たった3つを守るだけはこちらです。
全体像を把握してからのネントレが慌てなくておすすめです。
生後1ヶ月のスケジュール
ジーナ式の生後1ヶ月のスケジュールは、4~6週目と6~8週目に分かれています。
4~6週目
7:00 起床・授乳①
9:00〜9:45 朝寝
10:30 授乳②
11:45〜14:15 昼寝
14:30 授乳③
16:15〜17:00 夕寝
17:00 授乳④
17:45 お風呂
18:15 授乳⑤
19:00 就寝
22:30 授乳⑥
4:00〜6:00 授乳⑦
お昼寝の上限時間 4時間 30分
搾乳の予定 6:45、10:30、21:45
6~8週目
6~8週目のジーナ式のスケジュールはこちらです。
7:00 起床・授乳①
9:00〜9:45 朝寝
10:45 授乳②
11:45〜14:15 昼寝
14:30 授乳③
16:30〜17:00 夕寝
17:00 授乳④
17:45 お風呂
18:15 授乳⑤
19:00 就寝
22:30 授乳⑥
4:00〜6:00 授乳⑦
お昼寝の上限時間 4時間
搾乳の予定 6:45、21:45
ただ、生後1ヶ月でジーナ式のスケジュールに乗せるのは正直、難しいと思います。
無理をしないスケジュールと環境を整える事を意識した「ゆるジーナ」もおすすめです。
ジーナ式のスケジュールよりも大切な4つのポイント
生後1ヶ月の頃、ジーナ式のスケジュールよりも大切なポイントが4つあります。
スケジュールを疎かにしてもいいかというとそういう訳ではないのですが、正直生後1ヶ月からスケジュールに乗せられるのは奇跡に近いです。
スケジュール通りに行かない!と、もがき苦しむよりも「生後1ヶ月の今」大切にして欲しい事があります。
生後1ヶ月の頃にはスケジュールを頭に入れつつ、ネントレ成功の布石を打っていきましょう。
昼夜のリズムをつけよう
生後1ヶ月の赤ちゃんは、昼夜のリズムがついていません。
そのため、ジーナ式では赤ちゃんの眠る部屋は真っ暗を推奨して「今は寝る時間だよ」「暗くなったら寝る時間だよ」と教えていきます。
生後1ヶ月の頃は昼夜のリズムを教えていく事で、後々ジーナ式のスケジュールに乗せやすくなります。
生後1ヶ月のうちは、”スケジュール通りにいかない!”と悩まなくても大丈夫。
昼夜のリズムを教える事を着実に積み重ねましょう。
我が家では、赤ちゃんの眠る部屋は一般的な寝室の遮光よりもより徹底的に光漏れを遮断していました。
▼赤ちゃんの寝室の徹底遮光の方法についてはこちらをご覧ください。
読むとびっくりされるかもしれませんが、これくらい真っ暗を目指しましょう。
昼夜の区別がついていると、夜に目が覚めた時でも暗いと”あ、寝る時間か〜”とまた寝ていくので夜泣きが減ります。
そして反対に、起きている間は明るい部屋で活動的に過ごすようにしましょう。
寝る時間と起きている時間のメリハリをしっかり作っておくと、早くにリズムがついて昼夜逆転しにくくなります。
本記事の後半で「生後1ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊び」を紹介しているのでぜひお読みください。
ひとりで寝付くのに慣れてもらう
次に、ネントレをする上で生後1ヶ月の頃に大事なのが「ひとりで寝付くのに慣れてもらう事」です。
生後1ヶ月という早い時期にネントレに取り組める場合、この点を重点的にやるべきだと思います。
具体的に言うと、完全に眠り込む前の目が開いているうちに ベッドで寝かせるようにします。
もっと言えば、ジーナ式のスケジュールを参考に眠くなる少し前から暗い寝室のベビーベッドに連れていって1人で寝付く経験を積む事ができたらベスト!
もし、抱っこじゃないと寝てくれないという場合でも大丈夫。
眠るまでの抱っこの時間を少しずつ減らしたりベッドに寝かせてトントンだけで眠ってくれないか試してみましょう。
この時期に赤ちゃんの入眠時の介入度(ドライブ、抱っこ、ゆらゆら、トントン など)が軽ければ軽いほど、ジーナ式のネントレはギャン泣きが少なく上手くいきやすいです。
日中にしっかり授乳して飲んでもらう
ジーナ式は、「日中に授乳で飲む量が足りなければ夜に空腹で起きるから、日中のうちに必要な量を飲んでもらおう」と言う考えのスケジュール構成です。
そのために授乳間隔を空けて、まとめて飲めるように促していきます。
つまり赤ちゃんが夜通し眠るには、日中のうちに必要な量を飲んでいてもらう必要があるというのがジーナ式の考え。
生後1ヶ月だと、まだ一度に飲む量が少なくて夜も授乳回数が多いかもしれませんが「さっき飲んだばっかりなのにな…」と思うことがあったら、少しあやしたり抱っこしてみると落ち着くかもしれません。
私の場合、そもそもの母乳量が足りなかったので粉ミルクを足すのもひとつの手だと思い足していました。
▼電動搾乳機のおすすめはこちら
半くるみに慣れてもらう
体が急にビクっとなる、赤ちゃんのモロー反射。
そのモロー反射で目が覚めてしまわないように、ジーナ式でなくてもおくるみを使用している場合が多いかと思います。
しかし赤ちゃんはいずれ、スリーパーで眠るようになります。
そのため6週目が終わるころまでには、両腕を覆わず脇の下から体を包む半ぐるみに慣れてもらう事をジーナ式では推奨しています。
徐々におくるみから半くるみ、半くるみからスリーパーへ移行しましょう。
おくるみからスリーパーへの移行の時期・方法はこちらの記事に詳しく紹介しています。
ジーナ式生後1ヶ月によくあるトラブル2つ
ジーナ式の生後1ヶ月によくあるトラブルと解決の糸口をまとめした。
泣いて寝ない
この時期に「泣いて寝ない」時には、空腹の可能性が無ければ「疲れすぎ」があると思います。
「疲れているなら寝てよ〜」と言う感じですが、赤ちゃんは起きる時間が長すぎて疲れすぎると興奮してうまく寝付けなくなります。
そのため、疲れずぎる「前」の「眠くなり始め」に寝室に連れていって寝かせるのが良いとされています。
「眠くなり始め」ってよく分からない!と思われるかもしれません。
スケジュールが整ってきたらもっと分かりやすくなると思いますが、赤ちゃんそれぞれに「眠くなってきた時の仕草」というものがあります。
目をこする、体の一部をよく触る、遠くを見てぼーっとしている、おもちゃを雑に扱う、高い声を出す、など。
よく観察していると、これかも…?と思うものがきっとあるはずなのでよく観察してみましょう。
それ以外にも、室温や光などが影響する事もあります。
▼ 赤ちゃんが泣いて寝ない時に見るチェックリストも併せて参考にしてみてください。
泣き方が激しく反り返り数時間泣き続ける(特に夕方)、となるとコリックの可能性もあります。
いわゆる黄昏泣きですね。
私もこの時期に経験したのですが、何をしても泣き止まず大変でした。
▼我が家のコリック対策についてのまとめはこちらです。
起こしておけない
低月齢なうちはまだまだ眠りがちで「起こしておけない」事がよくあります。
抱っこしたり、ベビーカーに乗るとすぐ寝ちゃうので、苦労しますよね。
無理やり起こしておくと言うより、起きている時に赤ちゃんとコミュニケーションが取れる遊びを取り入れるのはどうでしょうか。
次に、赤ちゃんが起きている時におすすめの遊びをご紹介します。
生後1ヶ月の赤ちゃんが起きている時のおすすめ遊び
まだまだ眠りがちな生後1ヶ月の赤ちゃん。
ジーナ式のネントレをしようと思うと、もう少し起きていて欲しいな…と思うこともありますよね。
ここでは、生後1ヶ月の頃の赤ちゃんが起きている時におすすめの遊びや活動をご紹介します。
視覚を刺激【モビール、メリー】
生後1ヶ月頃の赤ちゃんが見える範囲は30cmほどの距離で、見える色は白と黒に加え赤も見えてくる頃です。
赤ちゃんから30cmほどの距離で声をかけてあげたり、音の鳴るおもちゃを見せてあげましょう。
まだ生後1ヶ月では追視が出来ないことが多いので、赤ちゃんが目で追えるスピードでゆっくり動かしてあげましょう。
おもちゃとしては、モビールやメリーがあるとママ達が居なくても楽しんでくれるので側に居てあげられない時に便利です。
ドイツ製HABA社のレインボーカラーの木製モビールは、オシャレでインテリアにもなるが素敵。
空中でゆっくりとスイングするカラフルなボールを、赤ちゃんはじっと見てくれます。
ディズニーのメリーはうちの子が大好きでした!音も鳴るので興味津々で10分くらいはじーっと見ていました。
赤ちゃん期は、視覚を刺激するのが知育的にも重要視されています。
赤ちゃんが見える距離・色・速さを意識して、どんどん視覚を刺激しましょう。
うつ伏せ遊び
なるべく早めにスタートさせたいのが「うつ伏せ遊び」です。
首が座ってなくてもうつ伏せ遊びをすると、頭を挙げようと頑張って首~背中にかけの筋肉の発達を促します。
それだけでなく、呼吸器の発達が促されるというメリットもあります。
大人も赤ちゃんと向き合うように寝そべって、「頑張れ〜!」と笑顔で応援していたら大好きなママやパパの顔を見ようと頭をあげてくれて…もうとっても可愛い!愛しい!
赤ちゃんの機嫌のいい日中にぜひ取り組んでみてください。
外気浴
1ヶ月健診でお出かけOK!と言われたら、外気浴をしてみましょう。
外のヒヤッとする空気やサンサンと降り注ぐ日の光を感じると、パッと目が開きました。
昼夜のリズムを教えるにもいいですし、何より大人の気分転換にもなります。
近くの散歩や近所の公園への外出から始めて、空や植物について焦点が合っていそうな物について言葉をかけてあげましょう。
少しの外出程度なら日焼け止めは不要かもしれませんが、0歳でも今後外出が長くなったり季節によっては日焼け止めが必要になってくるので赤ちゃんのお肌に合う日焼け止めを調べておくといいですよ。
ジーナ式のスケジュール【生後1ヶ月】まとめ
ジーナ式のスケジュール生後1ヶ月で大事なのは、スケジュールを頭に入れつつもスケジュール通りにならない事を気にしない!という事かなと思います。
本文中の、スケジュールよりも大切な4つのポイントを意識できて入ればスケジュールにのせるのはきっと簡単。
ネントレは赤ちゃんとママが笑顔で過ごせるようになるためのものです。
気負わず、赤ちゃんの育児を楽しみましょう。
▼ひとつ前の新生児期のジーナ式ネントレはこちらです。
▼次の生後2ヶ月のジーナ式ネントレはこちらです。